ランボルギーニ騒動の東京MX 対応のひどさに局内からも非難

2020年02月01日 17時00分

東京MXテレビが入るビル

 昨年放送された東京MXテレビのバラエティー番組「欲望の塊」で、優勝賞品の高級外車「ランボルギーニ」が渡されていない問題(本紙既報)が話題となっているが、同局の対応に批判の声が噴出している。

 番組の内容は参加したホスト20人が2000万円相当のランボルギーニの獲得を目指して、ゲームで対決。各ホストは出演料として1人約150万円支払い、計3000万円が集められたが、企画会社の番組制作担当者が音信不通に。先月24日に福岡市内に止めた車中で練炭自殺する事態に発展した。

「テレビ番組は通常、局が企画制作する場合と、外部の制作会社などが企画制作し、局に“完パケ(完成品)”で納品される2つのパターンがある。今回は完パケですが、一般人から150万円もの出演料を取る企画を簡単に通した。チェック態勢が甘かったと言われても仕方ありません」(同局スタッフ)

 MXテレビは「放送責任は当社にある」と認めているが、騒動の対応を巡って局内からも非難の声が上がっている。

「今回の問題で局に取材が来ているが、対応のひどさが問題視されている。これまでも広報担当者は名刺をもらっても、相手には『名刺を切らしている』と言って渡さない。連絡先の交換を求められても『スマホを持っていないんです』など、信じられない返答を繰り返してきた。そんな適当な対応に、さすがに怒りを覚える社員も増えている」(前同)

 現在調査中としているが、今後どのような形で調査結果が発表されるかは明らかになっていない。同局のワイドショーは、辛口のコメンテーターを中心に芸能スキャンダルなどに厳しい意見を述べることが多いことで有名。そんな姿勢にコアなファンも多いが、自らのスキャンダルに対する取材にはいい加減な対応をしているようでは、批判されても仕方がないだろう。