大沢たかお2年の休養から完全復活で増した俳優としての“すごみ”

2020年02月01日 17時00分

ファンに手を振る大沢たかお(左)と岩田剛典

 休養期間を経て、完全復活――。俳優の大沢たかお(51)は2016年から約2年間ほど、特に宣言することなく休業していた。一時は引退まで考えたというが、刺激的なオファーを受けて再び俳優としての道を歩みだした。

 数々の人気作品に出演し、ハリウッドにも進出した大沢だが、“燃え尽き症候群”のような症状に陥って仕事を休んだ。その間に昨年公開の映画「キングダム」、さらに31日公開の映画「AI崩壊」など、興味をひかれるオファーを受けたことで、俳優への気持ちが再燃したという。「戻ってきてからの大沢は俳優としてのすごみが増した感じがする」と映画関係者は指摘する。

「AI崩壊」の公開初日、主演の大沢は賀来賢人(30)、岩田剛典(30=EXILE/三代目J SOUL BROTHERS)、女優の広瀬アリス(25)らとともに、都内で行われた舞台あいさつに出席した。

 この映画は10年後の2030年、AI(人工知能)が暴走し、大混乱に陥った日本を描いている。主演の大沢は天才AI科学者、賀来はその義弟でAIの会社社長、岩田と広瀬は警察関係者を演じている。

 大沢演じる科学者は警察の捜査から逃亡するというストーリーのため、走って逃げるシーンがかなり多かった。「全般的に緊張感のあるというか、心休まらない、撮影期間2か月半だった。緊迫感が続く映画だなと」と振り返った。

 大沢を追いかける捜査官役の広瀬も同様に走る場面の撮影が続いた。ただ大沢の足が速すぎるあまり、追いつかなくてNGとなったことも。広瀬は「大沢さんを追いかけていたんですけど、本当に速くて。(リテークのため)その分、走らせてしまった」と明かした。

 撮影から1年ほどたつが、大沢の体にはいまだにその時の傷が残っている。それほど鬼気迫る演技だったということだ。