俳優の坂上忍(52)と声優の竹達彩奈(30)が31日、都内で映画「アングリーバード2」の公開初日舞台あいさつを行った。

 全世界40億ダウンロードを記録した人気ゲームアプリの映画化で、2016年の1作目に続く第2弾となる。前作から引き続き主人公・レッドの日本語吹き替え版を担当する坂上坂上は「アフレコは1回目よりも順調にいきました。1回目は本当に大変で、登校拒否になるんじゃないかというくらいしんどかったけど、今回はアフレコの時間も短かった」という。

 前作でライバル関係だったブタの軍団と仲間となり、襲い掛かってくる敵を力を合わせて戦う。このストーリーにちなみ、昔はライバルで今は仲間という人がいるかと聞かれると、「やっくん(薬丸裕英)です」ときっぱり。

「お互い若いころはイケイケ。盛りですよ」といつも会うたびに、なぜかニラまれていたという。それが今となっては「毎週お世話になっているし、ご飯も連れて行ってもらう関係。おじさんになると過去はなくなるね」としみじみ語った。

 また、前日に復帰会見をした「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(48)についての話になると「コンビってよくできてるよな。凹凸だよね。どちらかがへこんでいるときに、どちらかが補っている。役者っていうのは基本、1人だから、うらやましい」。坂上自身がへこむようなことがあるときの解決法を聞かれると「まずは悪いことをやらない。悪いことがあったら謝る。それでも落ち込んでいるときは犬に話しかけるかな」と笑わせた。