見取り図・盛山 中田カウスに「痴漢」呼ばわりされ「師匠、逆です!」

2020年01月29日 16時10分

「神保町よしもと漫才劇場」オープン発表記者会見に出席した盛山(中央)

 2018、19と2年連続でM―1グランプリ決勝進出を果たし、昨年は上方漫才協会大賞に輝いたお笑いコンビ「見取り図」(盛山晋太郎=34、リリー=35)らが29日、都内で行われた「神保町よしもと漫才劇場」オープン発表記者会見に出席した。

 同所は昨年末に閉館した旧神保町花月で、吉本総合芸能学院(NSC)東京校に併設されている。大阪の漫才劇場に続く2か所目。東京吉本所属の芸歴6年以下の芸人らが腕を磨く育成の場で、上方漫才協会の精神にのっとり若手のサポートを行う。

 長髪がトレードマークの盛山は「M―1に出場したおかげで、バスや電車がタダで乗れるようになった。大阪は漫才が好きなんでね」などとボケをかまして調子に乗っていたが、そこに大御所の中田カウス(70=上方漫才協会会長)が「ぜひ痴漢に捕まった真相を聞かせてほしいね」といきなり切り込んだ。

 思わぬけん制球に盛山は冷や汗を流しながら「師匠、逆です。捕まえたんです。満員電車に乗っていたら、前にいたオッサンが女性の尻を触っていたので、捕まえて降ろし、駅員室に引っ張って突き出したんです。駅には2台パトカーが来てね。ところが、俺が警官に手を引っ張られて」と〝逮捕〟された過去を告白。

 なおもカウスから「大阪で去年、2回も職質受けたらしいわ」と突っ込まれると「職質は毎月2回くらいされますね。ある時、職質された警官がたまたま同級生やって気づいてから、昔話に花が咲いたけど、15分くらい話し終わったら、また職質を再開されてしまって」と不審者ネタでさらなる笑いを誘った。

 そんな盛山に熱い視線を送っていたのが、芸歴6年目の男女お笑いコンビ「世間知らズ」の西田さおり(26)だ。「私、ずっと客としてお笑いライブに通っていて、芸人と付き合いたくてこの世界に入った。まだ男性経験はないが、この漫才劇場ですてきな人を見つけたい。この中では盛山さんがタイプ。ロン毛の人が好きなんで」と話すと、盛山はニヤケ顔に。

 しかし、カウスの勢いは止まらず「こいつ痴漢やで」といじりまくり、舞台では快進撃を続けている盛山もタジタジだった。

 ひとしきり後輩をいじって会場を温めると、カウスは会長の顔に戻り「今日は知らなかった才能を再認識した。ここにいる才能の塊を、何とかして世の中に出してあげなきゃならない。ここはNSCがあって、協会がサポートしやすい場所。大阪で5年やってきたので自信がある。皆さま、ひとつよろしくお願いします」と語った。