スノボ・国母被告 執行猶予4年判決に無反応

2020年01月29日 17時01分

国母被告

 有罪判決にも「ちっ、うるせーな」「反省してま~す」のノリなのかもしれない!? 米国から大麻ワックスを密輸した大麻取締法違反などの罪で起訴された元五輪代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告(31)の判決公判で、東京地裁(村田千香子裁判官)は28日、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。執行猶予期間は、初犯では「ほぼ最大に近い」(法曹関係者)という4年。密輸した大麻が多量だったことに加え、8日の初公判で「大麻に関わることがすべて違法とは思っていない」と“大麻絶ち”を拒否したことなどが響いた。

 村田裁判官は判決後に「スノーボードの功績は承知していますが、このようなことになり、残念に思う。こうしたことで耳目を集めるのではなく、スノーボードで功績を残し、自らの行動を律してほしい」と説諭。

 その間、黒スーツ姿の国母被告は前を見据えたまま、返事もなく無反応だった。

 国母被告の今後について、事情に詳しい関係者は「再びプロスノーボーダーとして活動するだけ。所属チームは彼をクビにしていませんからね。本人は『交通事故に遭った』くらいの認識でしょう」と明かす。

 初公判でも「スノーボード業界から叱責や失望の声はあったか?」という問いに、同被告はハニかみながら「ここでは言いづらいことばかり言われてます。(非難とは)逆のことです」と証言。

 弁護側が示した嘆願書には、海外の多数の五輪メダリスト、スポンサー企業の関係者などが情状酌量を求めて署名していた。「要は『大麻くらいで、おまえも大変だな』ということ。スノボ業界がいかに世間一般とかけ離れているか。こんな調子では国母被告の更生は望み薄でしょう」(同)。

 公判では謝罪の言葉も口にした国母被告だが、本心は“あの頃”と同じなのか…。