女優・夏木マリ(67)と俳優・桐山漣(34)が23日、大阪・心斎橋にグランドオープンした「ミキモト大阪心斎橋店」のオープニングセレモニーに登場した。

 1500万円の新作ネックレスなど総額3000万円相当の真珠を身につけて登場した夏木は「ジュエリーは『男性に買っていただくもの』と少女のころに決めていたんですけど、買っていただけなかったし、自力でも買えないので、一生買えないと思う」と苦笑したが、「ミキモトさんがパールを広めて、世界中の女性が身につけたいと思っている。日本人として誇らしいですね。新作を人より先につけることができてうれしいし、本物をつけると、女っぷりが上がった気持ちにさせてくれる」とニッコリ。

 また、25日に発売される同社初の香水ついては「あまり甘い香りのフレグランスは好きじゃなくて、メンズのものやオイルを調合してオリジナルを作ったりしてたんですけど、これはピッタリきます。ノンセクシャルな感じで、男女2人でつけてもいいんじゃないか」とアピールした。

 一方、170万円のネックレスを身につけた桐山は「首元に170万円なんてつけたことないですが、男性でもアリなんだなと見方が変わった。ブラックパールもありますし、一つ持っておくといろいろコーディネートの幅も広がると思う。令和の新境地ですね」と話した。

 先日、日活アクション映画の黄金期を支えた俳優・宍戸錠さんが86歳で亡くなった。夏木は1997年に公開された映画「秋桜」で共演したが「シーンが違ったりで、あまり接点はなかったんですが、偉大な先輩が亡くなられるのは寂しいことだし残念ですね」と悼んだ。