Mattが金田正一さんお別れ会に参列 父・桑田真澄氏「一緒にご飯を食べてよくしてもらっていた」

2020年01月22日 11時30分

桑田真澄氏(右)は次男のMatt(中)とともに参列した

 カネやん、安らかに――。プロ野球の国鉄(現ヤクルト)と巨人で通算400勝を挙げ、昨年10月6日に86歳で死去した金田正一さんのお別れ会が東京都内のホテルで営まれた。招待者らが集まった午前の部には約500人が参列。巨人の長嶋茂雄終身名誉監督やソフトバンクの王貞治球団会長、野村克也氏、杉下茂氏ら多くの球界関係者をはじめ、元東京都知事の石原慎太郎氏ら政財界の著名人、そして“あの“美白タレント”も姿を見せ、故人との別れを惜しんだ。

 会場はしめやかなムードに包まれた。巨人の原辰徳監督は弔辞で「金田さん、辰徳です。長きにわたりいろんなことを教えていただきました。私にとって父であり、師匠であり、前人未到400勝投手、憧れの先輩でした。本当にお世話になりました」などと読み上げ、最後は「偉大な野球人の先輩である金田さんから頂戴したたくさんの教えは私が後世に伝えていきます。安らかに安らかにお休みくださいませ」と締めくくった。

 寄せられた弔電には19日に死去したロッテ・重光武雄オーナーのものもあり、遺族の強い意向で読み上げられた。金田さんの息子で喪主を務めた俳優・金田賢一はあいさつで「ウチの父は重光オーナーが大好きでありました。兄のように慕っておりました」としみじみ振り返った。

 一方、松村邦洋やテリー伊藤ら芸能関係者も参列する中、ひときわ異彩を放つ異色タレントが一人いた。元巨人、パイレーツの桑田真澄氏の息子・Mattだ。同会が始まった直後、関係者とともに姿を見せると当初は会場の後方で立ったままだったが、ホテル従業員に椅子を用意されて着席。会終了後は周囲に気を使っていたのか、終始顔を隠して人目を避けるように報道陣が待ち構える通路とは別のところから会場を後にした。

 一緒に訪れた父の桑田氏は取材に応じ、金田さんについて「ピッチャーについて繊細さと豪快さと、すべてを兼ね備えている人。あんな人はもう二度と現れないでしょうね。Mattも一緒にご飯を食べてよくしてもらっていた」とコメント。ただ、そのMattがそばにいないことに気づくと「どこ行っちゃったんだろう?」と目を白黒させる場面もあった。

 天国の金田さんもきっと、大変貌を遂げて活躍中のMattが会場に駆け付けたことを喜んでいるに違いない。