俳優・高橋英樹(75)、真麻(38)親子が16日、都内で行われた「都営バスで巡る 地形テキストラリーGPS」メディア向け取材会(東京都交通局主催)に出席した。

 真麻は現在妊娠7か月で、5月に出産予定。「ほとんどつわりがなく、運動しなきゃ、食べ物を心配しなきゃと心がけるので、今までより健康的に元気に過ごしている。おなかの張りもそんなにない。食べすぎたほうがよほど出ていた」という。

 おなかはふっくら、胸はかなり張ってきており、だんだんと母になる準備はできている。平井理央(37)らママ友からアドバイスを受けているようだが、のんびりした性格からか「性別は何となくわかっているが、エコーを見ても宇宙人みたい。名前は生まれてから考えればいいかな」と実感が湧かない様子だった。

 フジテレビアナウンサー時代に苦汁をなめ、歌を武器に成り上がり、フリー転身を果たした。そんな経緯があるだけに、仕事にかける思いが強い。

「生放送中に破水したというまでやりたい」と話すと、英樹が「迷惑だって、そりゃ」とたしなめる。それでも「家にいてテレビを見ているんだったら、スタジオでVTRを見てコメントできる気がする。私のメークさんは10日で復帰したので、産休で1か月も休むのかと思う。周りに迷惑をかけない範囲でなるべく短くしたい。芸能界最短を考えている。芸能人は育休を取っても、基本給の6割が出るわけでもないし」と主張した。

 子煩悩で知られた英樹は「恐ろしいでしょ?」と報道陣に同意を求め「まあ、1月は休んでください。僕は2か月バッチリ育休を取った」と、娘に休養することを求めた。

 続けて「仲間は皆、孫がかわいいと言っている。ついに私も憧れのじいじになれる。自分ができることは全てしてあげたい。数か月後には品川中のアメがなくなる。ワッハッハ」とコメント。初孫の誕生を前に笑いが止まらない様子だ。

 ところで、妻の滝川クリステル(42)が妊娠中の小泉進次郎環境相(38)は、男性閣僚として初めて、2週間程度の育休を取得する意向を表明したばかり。

 男性国会議員に育休に関する取り決めはなく、一般企業と違って歳費は満額支給される見込みだ。女性問題にはだんまりを決める一方で、“セクシー”に育休宣言をしたことが批判を呼んでいる。

 真麻は「ぜひ進次郎さんに育休を取ってもらいたい。夫婦2人の子供なので2人で子育てをするべき。影響力のある進次郎さんがどう育休を取るか、そして周りがどうサポートするかを示してくれると参考になる。夫にも育休を取ってほしい」と、進次郎氏の英断にもろ手を挙げて賛成した。

 さらに「育休は英樹が取ります」と父のサポートを求めたが「やっぱりやめた。娘の私でさえ肥満児になったのだから、恐ろしくて預けられない」と、孫かわいさに「品川中のアメを買い与える」という英樹をけん制した。