英国のヘンリー王子夫妻による突然の“王室離脱”発表から1週間もたたぬ間に、またしても驚きの報道が飛び出した。なんとメーガン妃がウォルト・ディズニー社と契約を結んだと英米メディアが伝えたのだ。

 米FOXニュースはメーガン妃が8日の電撃発表より前に、すでにディズニー作品にナレーターとして出演する契約を結んでいたと伝えた。出演報酬は、アフリカ・ボツワナの象を密猟者から守るための基金に寄付されるという。ディズニーも夫妻側も共にコメントしていない。

 この報道について米芸能サイト「ポップクラッシュ」は、契約が実現した背景にはヘンリー王子の後押しがあったとしている。

 それによると、王子は昨年7月、ディズニーの“超実写”映画「ライオン・キング」のプレミア上映会に出席。その際、同社のボブ・アイガー会長との立ち話の中で、王子はメーガン妃が過去にナレーターを務めたことがあると説明して、会長に「ご存じでしたか?」と尋ねた。

 会長が「いえ、知りませんでした!」と返すと、王子は「驚いたようですね。(メーガン妃はナレーターや声優に)すごく興味があるようです」と伝え、会長は「では、ぜひやってみましょう」と、メーガン妃の起用に前向きな姿勢を示したという。

 細かい契約内容は不明だが、同サイトは「もしディズニーのプリンセス役ならそれこそピッタリだ」と付け加えた。また、今回の“仕事”は慈善活動の一環だが、夫妻が離脱声明の中で強調した「経済的自立」の布石となるもので、メーガン妃の女優業復帰に向けて足掛かりになるだろうと同サイトは報じている。