「動から静になる」N国党・立花党首 国政政党2年目の夢「NHK会長就任」

2020年01月15日 17時00分

年頭会見を行った立花氏

 NHKから国民を守る党の立花孝志党首の国政政党2年目の夢は壮大だった。14日、年頭会見を開き「動から静になる」と改めて過激路線からマイルド路線へのモデルチェンジを宣言したが、その中身はより破壊力があるようで…。

 昨年、参院選で国政政党となったN国党は、マツコ・デラックスやメディアとのバトルを繰り広げたが、首長選3連敗を機に方針転換した。

「NHKと反社会勢力とのつながりが明らかになったのにNHKは積極的に対応していない。今年はNHKからの被害者をしっかりと救済していく」と立花氏。7年前の結党理念に原点回帰するという。

 NHKは今年、大きな変革期を迎える。総務省は14日、NHKがテレビ番組をネットにも流す常時同時配信について、認可した。4月からスタートになる。将来的にネットからも受信料徴収する狙いのNHKは当初、24時間同時配信を求めていたが、総務省の反対で時間制限となった経緯がある。

「24時間でないのでNHKはすぐにお金を取れないが、これからどのように課金してくるかがポイントになる。ネットだとIDとパスワードを入れた人しか見られない。ネットは実質スクランブルでできるのならテレビもやらないと」(立花氏)

 さらに立花氏はこんな爆弾案も提示する。

「僕自身がNHKの会長をするのが一番いいんじゃないかとずっと思っている。ここまでNHKを批判しているのは好きな証し」と、なんと会長への立候補だ。

 NHKの会長人事は12人からなる経営委員会の任命で決まる。新会長に選出された元みずほフィナンシャルグループ会長の前田晃伸氏は就任に消極的だったといわれる。そのことに立花氏は「NHKの会長は嫌々するようなポストじゃない。本来は誰がいいのか、公募すべき。僕はすごく改革したい」と訴える。

 立花氏が会長なら一発で公約実現となりそうだが、そのための放送法改正はスクランブル化よりも険しい道となりそうだ。