板尾創路 関西演劇祭の斬新な芝居に「衝撃に近い印象を受けた」

2020年01月10日 13時31分

左からキムラ緑子、野村有志、野村周平、板尾創路

 マルチタレントの板尾創路(56)、女優のキムラ緑子(58)、映画監督の行定勲氏(51)らが10日、都内で行われた「関西演劇祭presents 東京で芝居たろか!」開催発表記者会見に出席した。

 1980~90年代に起きた関西演劇ブームでは「劇団☆新感線」「惑星ピスタチオ」などが人気を博し、古田新太(54)、佐々木蔵之介(51)らのスターを輩出した。その熱気を再びというコンセプトで昨年開催された同祭には、9劇団が参加。そこで賞を総なめにした2劇団が上京して激突する。

 実行委員長のキムラも「劇団M.O.P.」の看板女優として人気を得て全国区になった。「小さなお芝居をたくさん見て元気になり、改めて演劇の力はすごいと感じた。思い切りやっている若い人たちを見て、青春時代を思い出す。もっとああなってほしい、こうなってほしいと思ったし、少しでも力になりたい。皆とやっていることが、誰かと出会うことでより大きなものになることもあるから」。関西の後輩たちとクリエーターの出会いの場を作り、飛躍を後押しする考えだ。

 また、フェスティバルディレクターの板尾は「こんな素晴らしいお祭りにかかわれて幸せ。今までにないお芝居の形で衝撃に近い印象を受けた。これは体感していただけないとわからない。今後も劇団や役者がどんどん世の中に出るお祭りになればいいな」と語った。

 そして、審査員の行定氏は「映画祭の審査は疲れるが、今回は魅せられて楽しかった。小難しいものではなく、もっとエモーショナルなものがガツンと迫ってくる作品が多かった。理解できる範囲の中ですごい才能がたくさんいると感じた」と述べた。

 3月13~15日、新宿シアターモリエールで、野村有志の一人演劇ユニット・オパンポン創造社の「最後の晩餐」、吉本所属芸人・野村尚平率いるコケコッコーの「ほなさいなら」を連続上演する。

 なお、イベントにはピスタチオの演出家として活躍し、独自の表現法を確立した西田シャトナー氏(54)も出席した。