闇営業騒動で謹慎中の雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が、いよいよユーチューバーとして再始動するといわれている。後見人として名乗りを上げた明石家さんまが復帰の場を用意するともみられたが、芸能界復帰はいまだ白紙のまま。そこで再起をかけるのがユーチューブだというが、その“黒幕”をめぐって、さっそくキナくさい情報が浮上している。

 さんまは自身の個人事務所で宮迫を引き受けることを公言し、昨年11月にはテレビ関係者やタレントを招いて宮迫を励ます会を自腹で開催したのは本紙でも報じた通りだ。

 当初、宮迫は今月に行われる、さんまの舞台で復帰すると報じられたが、まだまだ出ていないスキャンダルが多数あるとして、この舞台復帰も完全に白紙となった。

「さんまが自身のラジオで、宮迫の復帰は時期尚早と判断したと心境を吐露し、白旗を掲げてしまったんです。これで宮迫のテレビ番組復帰は、ほぼ絶望的となりました」(テレビ局関係者)

 このため、宮迫を応援する業界関係者は皆無となってしまった。

「そうしたなか、唯一の救いを求め、宮迫がワラにもすがる思いで、芸能人生命をかけたのが、ユーチューバーデビューだったというんです」(前同)

 宮迫は今月中にもユーチューバーデビューするという。

「ところが、宮迫のデビューにあたり、一緒に組もうとしている面々が、マズすぎる。過去に問題を起こした大物有名ユーチューバーHやその関係者だというのです」(事情通)

 このHはよからぬ人物として、業界では知られている。

「過去に個人価値を仮想株式にして売買できるプラットフォーム『バリュー』上の行動の是非をめぐって、大炎上したことがありました。VALUでの株式公開後、高騰した自身のVA(VALU内の株のようなもの)を高値で売り抜けた疑惑が浮上し、大批判が殺到したんです」(同)

 こうしたいわくつきのユーチューバーにしか、相手にされなくなってしまっているのが、宮迫の現状なのだろう。

「もしも宮迫が本当にHと組んだとすれば、さらに黒いイメージがつくのは必至。Hの周りには、詐欺とも取られかねない情報商材ビジネスに手を染めた有象無象の怪しい人間たちがかつていました。今は手を切ったと言われていますが、宮迫がまたトラブルに巻き込まれるのではないかと、脇の甘さを指摘する声もすでに出ていますよ」(違法ビジネスに詳しい法曹関係者)

 反社会的勢力が主催する会合で闇営業し、批判を浴びた宮迫が、怪しげな人物と手を組んでユーチューバーとなるとしたら、芸能界復帰はますます遠のきそうだ。

「闇営業に続いて、宮迫に新たなスキャンダルが出れば、後見人として応援しているさんまも愛想を尽かし、支援をやめることも十分にあり得ますよ。宮迫は今度こそ心を入れ替えて、怪しげな人物たちとの縁を切らないと、最悪、芸能界を引退という事態にもなりかねませんよ」(芸能プロ関係者)

 宮迫のユーチューバーデビューの先には、厳しい現実が待ち構えていそうだ。