資産2600億円を駆使して逃げろ!早くもゲーム化されたゴーン脱出劇

2020年01月10日 17時00分

カルロス・ゴーン被告(ロイター)

 保釈中に日本から逃亡した前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告(65)が、格好のオモチャと化している。8日に逃亡先のレバノンで会見を開き、身の潔白を主張したが、日本のみならず世界の目は冷ややか。脱出劇をモチーフにしたゲームまで登場した。

 逮捕後初となる会見で、世界中のメディアは日本からの脱出劇に注目していたが、ゴーン被告は口をつぐんだまま。肩透かしを食らった日本、欧州や米メディアには辛辣な論調が目立った。

 気になる脱出劇の真相を巡っては、ドラマや映画化もささやかれるが、先に実現したのがゲーム化だ。WasabiSushiStudioが20日にPC(STEAM)向けで公開するのは「Ghone is gone」なる脱出ゲームだ。

 説明文では「元ニッソンCEOロスカル・ゴンとなり、監視を続け追い回す検察・警察などの敵の目をくぐりぬけ、時には楽器箱に身を隠しながら、西関空港へたどり着き、ノンレバ国へと脱出せよ」と警備員に扮したゴーン被告をイメージしたキャラを操るアクションゲームという。「ゴンは2600億円の資産を所持し、これは体力、マジックポイントに相当する。相手にお金を投げつけることで相手を買収し、無力化。お金をすべて失えばゲームオーバー」とカネにモノをいわせた脱出劇を見事にゲーム化しているようだ。

 ゴーン被告は会見翌日の9日、レバノンの検察当局から事情聴取を受け、国外渡航の禁止を命じられた。日本政府がゴーン被告の身柄拘束を求めたことで、国際刑事警察機構(ICPO)から国際逮捕手配書がレバノン当局に送付されていたためだ。国外渡航禁止は制限がついたかにみえるが、レバノン内で“保護”される意味合いと言えそうだ。

 前出のゲームは日本語、英語、フランス語をはじめ全29か国語に対応予定。全世界で関心が高い中、ヒットは確実!?