10年超ジャンキー沢尻エリカ被告は本当に薬断ちできるのか?経験者が証言するLSD恐怖体験

2020年01月08日 17時11分

沢尻エリカ被告は薬断ちできるのか

 合成麻薬MDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反の罪に問われた女優・沢尻エリカ被告(33=保釈中)の初公判が今月31日に東京地裁で行われる。法廷でどこまで薬物ルートを明かすのか注目を集めるが、問題なのは同被告が芸能活動再開のために本当に薬物を断てるかどうかだ。MDMAと同様にLSDも所持していただけに、事情がより深刻なのは明らか。そんな中、本紙はLSD事情を知る関係者や実際の経験者から重大証言を得ることができた――。

 警視庁組織犯罪対策第5課(組対5課)による沢尻被告宅の家宅捜索で押収されたのは、カプセル2つに入ったMDMAの粉末約0・198グラム。別の場所には、LSDを含んだ紙片約0・084グラムと液体約0・601グラムも隠してあった。

 沢尻被告は、元カレのファッションデザイナーNAOKIこと横川直樹氏(38=処分保留で釈放、不起訴)からもらったと供述。「クラブイベントで使ったものの残り」と本人が話しているとの一部報道もある。その受け渡しが、昨年10月のイベントで行われたとみられるのは本紙既報通りだ。

 沢尻を知る芸能関係者はこう耳打ちする。

「沢尻を横川と引き合わせたのって、多方面で活躍する人気クリエーターのXだと聞いてる。Xが手掛ける色鮮やかな映像やビジュアルは、LSDの幻覚で見えるサイケデリックな世界観と近い」

 Xといえば、違法薬物絡みの案件には必ずと言っていいほど登場する。沢尻被告とじっこんなのは当初から指摘されてきただけに、今回の事件の全容を知るキーパーソンの可能性は高い。

「警察の取り調べで完オチしているとされる沢尻ですが、Xの名前を明かしているかどうかは分かりません。初公判でも名前を出さないのではないか。ただ、捜査当局の耳には当然入っていることでしょう」(同関係者)

 沢尻被告は保釈後、都内の有名総合病院の特別病棟に入院した。薬物依存の治療を行うとされるが、果たしてどこまで治療が可能なのか。というのも「10年以上使用している」と供述している同被告は、かなりの〝ドラッグ通〟とみられるからだ。

 クラブ事情に詳しい関係者の話。

「少なくとも日本国内のクラブでL(LSDのこと)が広く出回ってるとか、Lで遊んでるヤツがいるなんて話は聞いたことない。一時期はやったのって、20年ぐらい前。それに当時もLといえば、成分を染み込ませた小さい紙切れで、液体の状態が出回ってること自体、今回初めて知った。Lが出てくる時点で、相当マニアックな話だよ」

 確かに芸能人が絡む過去の薬物事件を振り返っても、LSDが登場したのは2件。1989年に人気ロックバンドメンバーがLSD使用で捕まった事件と、2001年に2世俳優がLSD所持などで逮捕された事件だけだ。

 当時、クラブ遊びでLSDを使ったという男性が「壁からスパゲッティみたいなのがニョロニョロ出てきたりとか、すごく気持ち悪かった」と振り返るように、その最たる特徴は強い幻覚作用だ。聞けば「ほんのちょっとでも効き目が長時間だから、相当な上級者向け。周りから見て、明らかにキマってるっていう外見の変化がないのもむしろ厄介です」という。

 一昨年、海外のパーティーで試したという別の男性も、LSDの恐怖体験を明かす。

「周りの友達の輪郭や顔のパーツが極彩色に縁取られ、目の周りなんかまつ毛が上下に伸びて、みんなカラフルなピエロみたいに見えた。薄暗いクラブだと色が余計鮮やかで最初は面白かったけど、そのうち怖くなっちゃって…。すると友人の顔がたちまち悪魔に変わって見えて、実際は心配して声掛けてくれたんだろうけど、僕をにらんで悪口言ってるように感じて、どんどん焦って負のスパイラルに。目を閉じても恐怖のイメージが押し寄せてきて、気がおかしくなる寸前までいった」

 それでも手を出してしまうのがLSDなのだろう。沢尻被告の元夫でハイパー・メディアクリエイターの高城剛氏は、同被告が何度も違法薬物をやめようとしてできなかったと本紙に告白している。本当に薬物を断てるのか? 沢尻被告の決意が試されそうだ。