元関ジャニ∞のメンバーで昨年、ソロ歌手として活動をスタートさせた錦戸亮(35)は、今年も好調を維持できるか。

 錦戸は昨年9月末でジャニーズ事務所を退所、10月1日にはホームページを立ち上げ、活動を再開した。12月にはアルバム「NOMAD」をリリースし、発売初週には約7・6万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得した。

 ある音楽関係者は「アルバム発売に先立ち、11月からツアーをスタートさせてましたが、どこの会場も盛況でした。ステージではジャニーズ時代のような派手さはないですが、しっかり音楽を聞かせたいという姿勢が見えて、多くのファンからも好感が持たれていた」という。

 アルバムがヒットするだけの要素はあったようだ。ただ、次の作品は厳しい状況に追い込まれるかもしれないと危惧されているという。原因は錦戸の“失言”だ。

 ある芸能関係者は「ツアー内のMCで、ファンの呼び方の話になったそうですが、錦戸は『(ファンの)呼び方決めんのもサブいし…俺はね』と発言した。ジャニーズのファンは、グループによってさまざまな呼び名があるんです。関ジャニで言えば『エイター』。NEWSは『パーナ』、KAT―TUNの『ハイフン』なんかがそれです。ファンにとっては大事な要素なんですが、それを『サブい』と言ってしまったことで、引き気味になったファンが続出している」というのだ。

 もともと関ジャニ内でも人気の高かった錦戸だが、同関係者は「ツアーに行った人やアルバム購入者の中には、関ジャニのファンだから錦戸も応援したいという子も少なくない。そういうファンにとっては、自分たちの行為が否定されているように感じたようです」。

 昨年末には同じくジャニーズを辞め、ソロ活動をしている赤西仁と手を組み、共同プロジェクト「N/A」を立ち上げた錦戸。新たな動きも見せるようだが、これからが真価が問われるところだ。