あの林家木久扇が82歳にして“ユーチューバー”に転身するとの仰天情報が流れている。

 木久扇が師匠と頼ったのはユーチューバーのHIKAKIN(30)。HIKAKINといえば現在、動画投稿サイト「ユーチューブ」に4つのチャンネルを保有し、全チャンネル登録者数は1500万人を超えて、合計再生回数に至っては100億回を上回る“キング・オブ・ユーチューバー”だ。

 芸能関係者は「師匠は昔からHIKAKINのチャンネルを携帯に登録しては、こっそりと見ていたようです。しかも、師匠は目先のお金にすぐ目がくらむことでも有名(笑い)。HIKAKINの年収がン十億円との噂を聞き、がぜんやる気になったんです」と明かす。

 そんな木久扇は先ごろ、HIKAKINから正式に弟子入りを認められて“KIKUKIN”との芸名を授かったという。

「最近、ユーチューブで自分の番組『KIKUKIN TV』を立ち上げた。『HIKAKIN TV』にもサプライズ出演が内定している。そのうち、シレッと出てきますよ。現在、何のPRも行っていないのですが、今後、どれだけの登録者数を抱えるのか見ものです」(同)

 木久扇といえば、「笑点」(日本テレビ系)の大喜利メンバーとしておなじみ。1969年にレギュラー出演するようになり、現在まで最年長メンバーとしてファンから親しまれてきた。そればかりか1月11日に放送される「BS笑点ドラマスペシャル 初代 林家木久蔵」(BS日テレ)では、自らの半生がドラマ化されるのだ。そんな木久扇がなぜ、ユーチューバーに転身するのか?

「全ては日テレのサプライズ演出です」と明かすのは某テレビ誌デスク。

「2019年は師匠にとって“笑点メンバー満50年”の記念すべき年だった。これを受け『笑点』スタッフは“木久扇イヤー”として19年12月から20年1月までを盛り上げるべく、いろいろとアイデアを出したんです。番組の『オープニングアニメ』の笑点メンバーの似顔絵を師匠に描いてもらったり、半生をドラマ化したのも、“木久扇プロジェクト”の一環なんです」(芸能事情通)

 今回のユーチューバー転身企画もプロジェクトの一つだというのだ。

 ある放送作家は「1月になったら『笑点』内でも“KIKUKIN TV”を告知し、100万人のチャンネル登録者を目指すようです。今後も木久蔵ラーメンの早食いや木久扇音頭の作詞作曲など企画がてんこ盛りだそうです」と語る。

 木久扇ならぬKIKUKIN。果たして人気ユーチューバーの仲間入りを果たせるのか!?