「人間ラブドール」の前代未聞 大阪「なんば紅鶴」に展示

2019年12月28日 17時00分

ラブドール化した人間を展示したイベント「人間ラブドール博物館」

「男も女も、年齢も問わず誰でもラブドールにしちゃうぞ」という触れ込みで数多くの顧客を集めている「人間ラブドール製造所」(大阪府東大阪市)が、どエライことをやってしまった。イベントスペース「なんば紅鶴」(大阪市中央区)で先日行われた「人間ラブドール博物館」というイベントで、6体の「人間ラブドール」を製造・生展示したのだ。

 人間ラブドールとは文字通り、生身の人間がメークを施してもらうなどして、ラブドールになりきることができるサービスだ。製造所では人間ラブドールにオーナー(所有者)がいる設定となっており、それをもとにストーリーを構成し、人間ラブドールの製造・撮影を行う。

 トップバッターはユーチューバー見習いのオーナー設定のさしゃさん。製造コードを読み上げて舞台に登場すると、製造師からオーナーのもとへ旅立つ前に送る言葉を語りかけられて、水色のリボンを腕にかけられる。

 次に登場したのは、オーナーが変態紳士のゆうさん。ディルドーを持って登場し、赤い縄をかけられ開脚したまま放置されてしまう。

 そして、アパレルECサイト社長がオーナーのらんまさんが続く。人間ラブドール製造所の「梱包・開封の儀」を再現するためダンボールから登場。らんまさんはイベント開始前にダンボールに入り、1時間以上放置されていた。ちなみに「梱包・開封の儀」は、実際のラブドールを購入したときに個人個人が行うものだ。

 さらに外科の研修医がオーナーとなっている紅・ルージュ・小鳥遊さんのフィニッシュシーンが続く。オーナーとドールの疑似セックスを演出したもので、製造所での撮影はこのシーンで終わることがほとんどとなっている。

 この日はそのシーンが壇上で再現された。セックスのクライマックスシーンになるので、ティッシュペーパーが盛大に舞った。これは製造所名物で「ホワイトフラワー」と呼ばれている。

 観客による写真撮影タイムが始まると、会場のボルテージは最高潮に達した。6体の人間ラブドールが壇上に揃うのは前代未聞。誰も見たことがない光景に観客は全員総立ちで写真を撮った。

 最後にトークライブも行われた。トークゲストには、編集者・写真家の都築響一氏や「ヒトガタ研究家」の関根麻里恵氏、司会進行に「なんば紅鶴」オーナーである、ぶっちょカシワギ氏というメンバーが揃った。

 製造師でカメラマンの新レイヤ氏は「最初は4体展示の予定だったのですが、想定よりも何倍もの応募がありました。チェック項目をつくって大マジメに審査しました。どうしても絞りきれず、6体展示することになりました。そのため早めに応募を締め切りました。実際の人間ラブドール体験中に、笑わなかった人間ラブドールを重視しました」と話している。