芸能界きっての“愛人キャラ”2人が立て続けに結婚したことで、後継者候補も取り沙汰されている。壇蜜(39)、「国民的愛人」とも称された橋本マナミ(35)が先月末に相次いで人妻になってしまった。ネット上では今も「ダブルロス」を惜しむ投稿が見られる。ファンの空白感を満たすポスト壇蜜&橋本マナミは誰なのか?

 11月22日「いい夫婦の日」に漫画家の清野とおる氏(39)と結婚した壇蜜。1週間と置かずに橋本はブログで、1歳年下の医師との結婚を発表した。ファンは2人を祝福する一方、一抹“以上”の寂しさも感じているだろう。芸能界を代表する愛人キャラが、名実ともに人妻になってしまったのだから…。

 テレビ局関係者は「愛人キャラは、世の50~60代のお父さま世代に『ひょっとしたら、不倫できるかも』と思わせることが大事。壇蜜さん、橋本さんは、そう思わせてくれる女性だったが、結婚すると話は別。もう愛人というイメージは持てなくなるから…」と、やはりどことなく気落ちした表情を見せる。

 2人とも情報・バラエティー番組のコメンテーターとしても活躍しているが、同関係者は「今までは年上男性を惑わせる大人の女性としてコメントを求められたが、今後は人妻としてのコメントになってしまう。コメンテーターとしても“愛人キャラ探し”は急務となるだろう」と話す。

 一気に2人分の“空き枠”ができてしまったワケだが、その隙間を埋めるのは誰になるのか?

 あるバラエティー番組のディレクターは「候補の筆頭は、田中みな実でしょう」と名を挙げる。

「愛人キャラは、やはり若すぎては無理。田中は若く見えるけれど、もう33歳。TBSの局アナ時代に『オリエンタルラジオ』の藤森慎吾と浮名を流したのをはじめ、恋愛経験も豊富。先月25日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)では『相手が(芸能界を)辞めてほしいと言ったらすぐ辞める』など、男性を喜ばせるツボを心得ている。お父さま世代のハートもわしづかみにしそう」(同)

 13日には初の写真集が発売され、すでに累計30万部突破と話題に。12月上旬に発表された「好きな女性アナウンサー」(オリコン調べ)では前年の10位から2位(1位はテレビ朝日・弘中綾香アナ)に急上昇するなど、田中人気は「エロい」という評判とともに沸騰中。

 愛人キャラとして認められるには、明るく元気でかわいいだけではダメだ。どこか“陰”がなければならない。そういう意味では先日、ZOZOの創業者で「スタートトゥデイ」社長の前澤友作氏と破局した剛力彩芽が浮上してくる。

 以前は“清純派”のイメージしかなかったが、前澤氏と交際以降は、同氏のプライベートジェットで世界を飛び回るという金満ぶりが反感を買ってしまった。

 そんな剛力だが、ある芸能関係者は「今はほとんど仕事がなくなったけれど、それを逆手に取ればいい。つらい恋愛を経験して、大人の色気も出てきた。前澤氏もだいぶ年上だったし『実は年上好きだった』とアピールしていけば、愛人キャラになれる可能性はある」と期待している。

 さらに大穴として名前が出ているのが、まさかの沢尻エリカ被告だ。

 合成麻薬MDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴、保釈され(初公判は来月31日)、今後の女優人生に暗雲が垂れ込めているが、愛人キャラで復活という奇跡のストーリーを描く人も。

 芸能プロ関係者は「クスリで逮捕、起訴となれば、今後厳しいのは明らかだが…ただ、あの体からにじみ出る色気を今回の件でフェードアウトさせるのはもったいない。このまま引退するとは考えられず、愛人キャラポジションでまさかの復活があるかも!?」。

 くしくも沢尻被告は、5月に5夜連続で放送されたドラマ「白い巨塔」(テレビ朝日系)で、V6・岡田准一演じる財前五郎の愛人役を務めた。壇蜜、橋本と同じく、映画では激しい濡れ場を演じたこともある。誰も予期しない形での復活劇はあるか。

【後継者候補】ポスト壇蜜&橋本の後継者候補は、他にもいる。意外なことにキーマンは大御所芸人・志村けんだという。

 くしくも壇蜜、橋本とも「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系)にゲスト出演し、セクシーさが話題になっていた。これを踏まえて、テレビ局関係者は「バカ殿様が愛人キャラへの登竜門ということなのかもしれない。志村さんのお眼鏡にかなった女性が、自然とそのポジションに就くのかも。ということは長年、同番組にレギュラー出演している磯山さやかなどは有力かも」。

 またお色気という意味では、グラドル界も見逃すわけにはいかない。

“エロすぎるグラドル”森咲智美や、爆乳の岸明日香、「テラスハウス」(フジテレビ系)出身の筧美和子らが候補に挙がりそうだ。