森昌子がラストコンサート 最後に歌ったのは「せんせい」

2019年12月25日 20時43分

ラストコンサートを行った森昌子

 歌手の森昌子(61)が25日、栃木・宇都宮市の宇都宮市文化会館・大ホールでラストコンサートを開いた。

 宇都宮市は森が生まれ育った場所で、9歳のときに上京。13歳だった1971年、日本テレビ系オーディション番組「スター誕生!」に出場し、初代グランドチャンピオンになったのをきっかけに翌年、レコードデビューした。デビュー曲「せんせい」がいきなり大ヒットし、一躍スターの仲間入りを果たした。

 小学3年まで過ごした故郷・宇都宮市で歌手人生に幕を閉じることになった森。最後の姿を見たいという地元ファンはもちろん、全国から2000人のファンが詰めかけた。

 セーラー服で「せんせい」などを熱唱し、フィナーレはラストシングル「あなたの愛に包まれながら」を披露。アンコールでは、自身がデザインした20代のころに飼っていた愛犬「太郎」のイラストに、「とちぎ愛」と書かれたTシャツを着て登場した。

 最後のあいさつでは「いいなあ、故郷って…。ここには、いっぱい、いっぱい、いろんな思い出があるの。だから、今日は最後まできちんと歌わなきゃいけないと思いました。去年の秋からずっと130か所以上も全国いろんなところで歌わせていただきました。でも、やっぱり故郷が一番いい…」としみじみ語った。

 ラストは、彼女の原点でもある「せんせい」を涙をこらえながら歌い上げ「私は、皆さんと歩んだ、この47年を忘れません。どこにいてもこの思い出を宝に、元気に生きていきます。森昌子は永遠に皆さんの心の中で一緒です。本当にありがとうございました」と持ち前の笑顔を見せながらステージを後にした。