元NGT山口真帆事件の被告男性「動画配信で80分独白」の衝撃

2019年12月25日 11時00分

昨年12月、ファンに暴行される被害を受けた山口真帆

 アイドルグループ「NGT48」の元メンバー・山口真帆(24)への暴行事件を巡る騒動が新展開を迎えている。暴行容疑で逮捕され、不起訴になった男性ファン2人に対し、運営会社「AKS」が損害賠償を求めた裁判は越年が決まっている中、昨年12月の事件発生時に、山口と主に話し合った被告の一人であるX氏が事件に絡んだ騒動を動画配信サービスで語ったのだ。前代未聞の流れになっているが、事件の真相は語られたのか――。

 山口への暴行容疑で2人の男性が逮捕されてから1年が経過。次回裁判(新潟地裁)の弁論準備手続きは来年1月29日に行われる。そんな中でX氏は今月19日、肉声のみを配信。通称「ツイキャス」と呼ばれる動画配信サービス・TwitCastingで、独白は1時間20分にわたった。弁護士から発言への許可を取っていることも明かした。

 基本的には視聴者の質問にX氏が答える形で展開。同じく不起訴となったY氏も同席したようだが「元気です」と答える程度だった。

 裁判では、山口が当時住んでいたのと同じマンションに部屋を借りプレゼントを渡すなど、以前から私的交流があったとX氏は主張。関係性を山口がメンバーに疑われたことで疎遠になり、修復のために話し合おうと接触した際に事件になったとしている。山口が主張した「顔をつかむ」などの暴行は否定した。

 実はX氏は以前に別の配信サービスで告白したことがあるが、内容はあいまいで「偽物では?」と疑念の声も上がっていた。だが本紙の取材で、今回のものはX氏本人の配信ということが判明した。

 視聴者から「山口に反論すればいいのでは?」と聞かれると、X氏は「山口さんに反論する気はない。当事者同士で話はついてるし、お互いに納得した。山口とは(今後)一切関わらない」。弁護士を通じて昨年12月、山口との話し合いは済ませていると明かした。

 事件時、山口がメンバーの関与を疑った根拠は、山口に問い詰められたX氏がメンバー8人の名前を口にしたことだ。しかしX氏は「事件に関与したメンバーの名前を挙げたものではない」と、提出した陳述書で反論。さらに視聴者から「なぜ名前を出したのか?」と追及されると、「なんでって言われてもな…」と回答を避けた。

 この点についてX氏は陳述書で、駆けつけたNGTスタッフに山口との関係を気付かれないための「適当なウソ」としている。この点を踏まえて「演技した?」と聞かれたX氏だが、「ノーコメントですね」とした。

 不起訴となったことで「何らかの条件で示談したのでは?」という声も多いが、X氏は「示談ではないですよ」と否定。「取り調べで手をスキャンされたり調べられたりしたが、結果は伝えられなかった。俺は否認しただけで、山口さんと話もついている。不起訴って聞いたのも弁護士が『不起訴だそうです』と。不起訴の理由を警察に聞くタイミングもなかった」

 事件から1年以上たち“犯人”自らが事件を語る前代未聞の展開に。X氏は「何年分もたまっていた不満がバン!となった。一概に誰が悪いとかではない。こまごまとした不仲、ライバル意識、女の子の集団にありがちなことですよね」と、メンバー間の確執をにおわせた。

 事件当時、X氏は25歳の大学生ながら、何十万円分の握手券を毎回手にする姿にAKS側との癒着も噂されたが、X氏は「ちゃんと買ってますからね!」と反論した。

 マンションには複数の部屋を借りていた事実も踏まえ、本紙はX氏が「FX(外国為替証拠金取引)で儲けた」などと吹聴していたことを既報したが、X氏は資金源について「仕事ですね」とだけ話していた。

 山口に対しては「悪い感情もなければ、成長させてくれた感じかな。(今は)恨みもないし、ファンでもない」と言うX氏。裁判中に動画配信するとは、なんとも大胆な行動としか言いようがない。