「クロちゃんとは一緒にしないで!!」と思わぬ遺恨が飛び出した。

 元NMB48の“みるきー”こと渡辺美優紀(26)が大阪市内でクリスマスライブを開催し、全18曲を熱唱。アンコールでは自身がプロデュースを手掛け、加入する2年間限定のガールズユニット「Ange et Folletta(アンジュ エ フォレッタ)」のデビューも果たした。「今日のお披露目は来年、飛ぶためのステップになった」と満足そうにほほ笑んだ。

 プロデュースといえば、TBS系「水曜日のダウンタウン」の18日放送のコーナー「MONSTER IDOL」でも「安田大サーカス」クロちゃん(43)がプロデュースするアイドル「豆柴の大群」のデビューメンバーが発表された。

 渡辺は「クロちゃんさんにはお世話になったんですけど、私が生み出した『ちゃぷちゃぷ』って言葉をパクられたんですよ。昔は私のこと推してくれてたのに、今は『僕のちゃぷちゃぷだもん』とか言うんですよ」とおかんむり。

 それでも、プロデュース時期がかぶったことに「クロちゃんのアイドルグループは全然違うものだし、負けないように頑張ります。メンバーと相談してOKだったら、一緒にイベントとかもできたらいいな」と大人の対応をみせた。

 ある芸能関係者は「クロちゃんはアイドル希望者を『自分の彼女にしたい』という理由で落としたように、あの企画自体がクロちゃんの“ゲスさ”ありき。デビューシングルは売り上げ次第でクロちゃんが解任される。一方、渡辺は奈良県出身にもかかわらず、今年はほとんど関西に帰ることなく、プロデュース業に集中していたと聞いている。本気度が全然違うし“一緒にしないでほしい”というのがホンネでは」と話す。

 NMB48時代、ファンのハートをわしづかみにして“釣り師”と呼ばれた渡辺だけに、遺恨を明かしたのも作戦かも。