令和元年初日の5月1日に歌謡曲「離さない 離さない」でデビューした歌手の新浜レオン(23)は、来年が飛躍の年となりそうだ。

 人気を背景にハローキティで知られるサンリオとコラボしたオリジナルキャラクター「れおすけ」まで作られ、19日にはお披露目会を行った。

 れおすけは、クマのぬいぐるみが大好きな男の子を守るために、星に願いをかなえてもらい、ライオンになったというストーリーを元にデザインされ、新浜をイメージして作られた。

 新浜は「れおすけはダンスが上手なので、コンサートでも一緒にダンスを踊りたい。社交ダンスなんかいいかも」と喜び、ステージでの共演に夢を膨らませた。

 デビューシングル「離さない 離さない」は、2万5000枚と新人歌手としては異例の売り上げ。ヒットのおかげもあり、30日に放送されるTBS系「第61回輝く!日本レコード大賞」では新人賞を受賞した。

「新人賞はファンの皆さんのおかげ。それでもこの先が大事だと思っているし、2020年は年男なので年男の代表となれるくらい頑張りたい」と新浜は意欲を見せた。

 この言葉通り、新人賞を取ったことで上がった知名度を今後、どう生かしていくかが課題だ。

 関係者は「やっぱりこの1年間やってみて、キャンペーンで回ったところは確実にファンを増やしている。今年1年で回ることができなかった県もあり、来年は今年以上に全国各地を精力的に動いていく予定」という。 年末の露出度も上がり、新年を迎える新浜がどんな進化を遂げるか。