隠れたツッコミ努力を重ねてきたアンタッチャブル柴田

2019年12月22日 11時00分

アンタッチャブルの柴田(左)と山崎

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】前回に引き続き、アンタッチャブル(山崎弘也と柴田英嗣)について。ネタ番組「THE MANZAI」(8日午後7時、フジテレビ系)で、10年ぶりに新作漫才を披露した2人が最高瞬間視聴率16・5%を叩き出し、業界関係者らを驚かせている。

 爆笑問題の太田光は「あの時間帯だよ。裏はだってさ、あの天下の大河(ドラマ)があるんだよ。『イッテQ!』もあったんだから。やっぱりアンタッチャブルは評判いいよ。もうスゴい復活劇みたいな感じでさ、出ててさ」と興奮冷めやらぬ様子だ。

 おぎやはぎの小木博明も「世の中の人、アンタッチャブルにそんなに期待っていうか、見たいんだね。スゴいよね、10年ぶりだってさ。それでこんなにまだ見たいって人もいるわけだからさ」と褒めたたえている。

 アンタッチャブルのスゴさを語るとき、ボケの山崎に注目することが多いが、芸人の間では柴田の評価も高い。柴田自身、隠れた努力を積み重ねてきたようだ。バラエティー番組で、ツッコミの“キモ”を聞かれた柴田は、こう答えている。

「多分、自分でツッコミの言葉が浮かべば、言えるわけじゃない。『これから消費税問題についてしゃべりましょう』といった時に、知識がなかったら入れないじゃん。それと一緒だよね。そのボケに対するツッコミの知識があるからツッコめる。だからそういうのを自分の引き出しとしていっぱい持っとけば、ツッコめるんじゃないかなと思うよね」

 さらに練習の重要さを力説した。

「ツッコミとして言いたいのは、超勉強しなきゃダメっていうことですよね。俺はカラオケとか毎日行って、歌う代わりに一画面ごとにツッコむの。それが切り替わったらまた次の人がツッコむみたいな。誰よりも早く、誰よりも長文で、誰よりも間を埋められる、っていうのを練習してたんだよね。だからみんな勉強して道具を持って、これからステージに挑んでいただきたいな」と裏では特訓に特訓を重ねているのだ。

(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。

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