沢尻エリカ被告の元カレ釈放で“爆弾”流出?

2019年12月19日 11時00分

保釈され、入院中の沢尻被告

 女優・沢尻エリカ被告(33)の自宅マンションで合成麻薬「MDMA」を共同で所持した麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたファッションデザイナーの横川直樹容疑者(38)が17日、留置されていた警視庁本部から釈放された。処分保留に伴うもので、今後不起訴となる見込みだ。とはいえ、沢尻被告の元交際相手の横川容疑者は俳優、モデルなどとの芸能人脈が幅広く、一緒に写真に納まった者も少なくない。誰かが危ない目的で、それらを“流出”させると当局が動くのは必至で、芸能人、関係者がおびえている。

 結局は捜査ミスなのか――。横川容疑者は沢尻被告の事件から10日後の先月26日に、同法違反で逮捕。沢尻被告がMDMAカプセルについて「知人からもらった」と供述していたことを端緒に、当局が横川容疑者の身柄を確保したわけだが、遅きに失した感は否めない。

「10日あれば何とでもできますからね。案の定、横川容疑者の関係先を捜索しても何も出てこなかった」とテレビ関係者。

 初動遅れの原因は当局が、沢尻被告の言う「知人」を別の人物と思い込んでいたからだ。

「複数のレストランを経営する実業家X氏です。当局は沢尻被告が逮捕された日にX氏の自宅にガサ(家宅捜索)をかけましたが、違法薬物は見つかりませんでした」と捜査関係者。

 X氏は芸能界にもパイプを持つ。当局はX氏を薬物汚染のキーマンと見ていたようだが、アテが外れてしまった。

 そこで横川容疑者を逮捕したわけだが、取り調べは思うように進まなかった。舞台裏を知る人物は「一部で完全黙秘していると報じられましたが、あれはガセ。日常会話にも応じるし、クスリの話もした。ただ、のらりくらりで、捜査員の質問に『どうなんすかね~』といった具合。結局、証拠を固め切れず、共同所持や譲り渡し容疑での公判維持は難しいと判断されたようだ」。

 この日、釈放された横川容疑者は黒のフードを目深にかぶり、地下鉄の駅に向かうところを一部メディアにキャッチされるも、何も答えなかった。

 沢尻被告と以前から交際と破局を繰り返していた横川容疑者は、ファッションデザイナーの「NAOKI」として活動。デザインを手掛けていた高級ブランド「NAOKI―R」は、俳優、女優、モデルなど芸能人をはじめ、多くの関係者も愛用していた。

 ビジネス展開を援助していた者が多数おり、中には出資していた者も。

「実は沢尻被告が逮捕されたことよりも、横川容疑者が逮捕されたことを心配する関係者が多かった。というのも、ビジネスとして成功していたので、薬物抜きでも交友関係は幅広い。しかも、彼はノリが良くて一緒に写真を撮っている関係者が多いんですよ。『流出したら疑いの目が向けられて仕事ができなくなる』と戦々恐々としている」(芸能プロ関係者)

 何かのきっかけで、足の引っ張り合いをするのも芸能界の一面。当局に薬物事案をにおわせるため、横川容疑者や沢尻被告と一緒の写真を“爆弾”として流出されたらたまらない、というわけだ。

 前出のテレビ関係者が「沢尻被告の周囲は『横川が一番悪い』と、彼に罪をなすりつけるような情報を特定のメディアに流していた」と話すように、人を陥れようとするやからがいるのは事実だ。

 もちろん、同じ写真に納まる親しい人物が、すべて薬物犯罪に関わっているわけではない。だが、当局が“横川ルート”に関心を持っているのも間違いない。横川容疑者の釈放にホッとしている関係者もいるだろうが、しばらく写真流出におびえる日々を送ることになりそうだ。