女優の長澤まさみ(32)、俳優の大森南朋(47)、田中哲司(53)らが15日、東京・下北沢の本多劇場で舞台「神の子」(30日まで同劇場ほか)のゲネプロを行った。

 演出家・赤堀雅秋氏(48)、大森、田中による演劇ユニットの約4年ぶりとなる公演。ヒロインを務める長澤は「演じたのは、今いる場所でここにいていいのか迷っている女の子の役。楽しく稽古で積み重ねてきたものを丁寧に演じられたら」と語った。

 長澤には、大森がメッセージを送りキャスティングをお願いしたという。大森は「僕が送りました、ファンだったんで。まさか出てくれるとは思わなかった。そんなにゴリゴリ押さず、ジワジワとやった」とニヤリ。田中は「飲み場で(ユニットの)3人で飲みながらメールを送ったりしていた。僕は(長澤は)無理だなと思っていた(笑い)」と明かした。

 これに長澤は「本当に15、16歳くらいからのお付き合いで、かわいがってもらっている。一緒にお芝居する機会がなかったのでうれしい」と心境を語った。