氷川きよし “フレディの思い”胸に演歌のジャンルを超え世界進出へ

2019年12月13日 17時00分

変幻自在ぶりを披露した氷川きよし

 歌手の氷川きよし(42)が英国の伝説的ロックバンド・クイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディ」の日本語カバーを披露。ファンからはあまりの変幻自在ぶりに驚きの声が上がっている。

 11、12日に東京国際フォーラムで行った「氷川きよしスペシャルコンサート2019~きよしこの夜Vol.19~」で、同曲を初披露。12日に報道陣の取材に応じた氷川は「大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』を見に行ったら感動して胸に響いて…。2回見に行ってDVD、ブルーレイも買いました」と明かした。

 ボーカル、フレディ・マーキュリー(1991年死去)の半生に感動し、カバーを決断。氷川は「フレディの人生とか華やかな世界で、みんなにチヤホヤされてるけど、人間としては寂しさや孤独を感じられて。フレディの思いをちゃんと感じながら、日本語で伝えたいなと思った」と明かした。訳詞を付けたのは、氷川と交流し、クイーン側ともパイプを持つ音楽評論家で作詞家の湯川れい子氏。クイーンから日本語訳詞で歌う許可をもらっているという。

 コンサートでは、アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌だった「限界突破×サバイバー」も熱唱。赤いエナメル衣装を着て、ビジュアル系ロック歌手のようなパフォーマンスで魅了した。

 音楽関係者は「もちろん演歌、歌謡曲を大切にしつつも、今の氷川はジャンルにはとらわれていない。『ボヘミアン・ラプソディ』のカバーに挑戦したことで、世界に向けて人類の普遍的な思いも発信していきたいと思っている。コンサートでも『人間愛』を訴え、ネットを中心に人の批判が蔓延しがちな世の中を変えたいと『全世界が平和に』と願っていた」。

 先月18日には公式インスタグラムを開設し、SNSでの交流も積極的に図っている。

「世界の方がどれくらい見てくださるかは分からないですけど、世界にも発信できる」と言う氷川は、今後も多彩な姿を見せてくれそうだ。

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