2019年も得意の“便乗力”を発揮したのが、レイザーラモンRG(45)だ。東京・丸の内でラグビーW杯日本代表がパレードを行った11日、すぐ近くでキャプテンのリーチ・マイケルに扮しイベントに出席するRGの姿があった…。

 RGは若槻千夏らとともに、丸の内の商業施設「KITTE」で開催された「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2020」に登場した。

 リーチ扮するRGを先頭に、日本代表さながらの入場行進をしたが、あまり受けず笑いはなし。「みんなでスベった。今日は笑わないマスコミだった。稲垣(啓太)選手が多かった」とボヤいた。

 発表された本当に住みやすい街トップ10について「リーチ・マイケルさんがカフェをやっている府中が入っていなかった」と唇をかんだ。

 今年一年を表す漢字を問われると、RGが選んだのは「一」。その心は「今年は吉本興業もいろいろあったが、だからこそワンチームになれた。(12日発表の)今年の漢字はマジで『一』だと思う。俺の方が先に書いた」と漢字を掲げて力説した。

 さらに「今年の夏に相方(HG)がジャッカルされ(闇営業騒動で謹慎)、1人でやるしかない“時代”があった。4年前のラグビーW杯でひっそりリーチ・マイケルさんのモノマネをやっていて。今年はすごく忙しかった」と徹頭徹尾、はやりのラグビーネタで今年をしみじみ振り返った。

「RGといえば“便乗モノマネ”が代名詞で、話題の人にすぐ飛びつく。ただ優れているのは、誰よりも早いこと、未完成なのに堂々と発表することです」とお笑い関係者。リーチの前には、話題になった細川たかしやトランプ大統領らをモノマネした。2020年は誰に便乗するつもりなのだろうか?