長谷川京子 久々の舞台出演に「根拠のない自信があった」

2019年12月10日 15時27分

長谷川京子

 女優の“ハセキョー”こと長谷川京子(41)が10日、都内で行われた舞台「メアリ・スチュアート」(フリードリヒ・シラー作、森新太郎演出)の制作発表会見に出席した。

 16世紀末、たぐいまれなる美貌と知性に恵まれたスコットランド女王メアリ(長谷川)と、遠縁にあたる英女王エリザベス(シルビア・グラブ=45)の長年にわたる確執と、2人を取り巻く人間模様をスリリングに描く。

 長谷川は久々の舞台。「ずっと出演を切望していて、いつでもウエルカムだったが、なかなか話がまとまらなかった。そこに、いきなりこんな大役で一瞬どうしようかと思ったが、自分には山を越えないという選択肢はない。話をいただいた方の気持ちに応えたい。やれると思ってくださるんだったら、私にはできるだろうという根拠のない自信があった」と、出演の経緯を明かした。

 続けて「映像、テレビなど芝居にはいろいろあるが、舞台はお客さんが目の前にいて、反応や気を吸い取りながら芝居する。これは鍛錬だと思う」と舞台の醍醐味を語った。

 11日からの本稽古を前に、3日間のプレ稽古をこなした。森氏は「3日間は長谷川さんのためにやった。まだ長谷川さんの舞台を見たことがないので雰囲気を知っておきたかったが、読み合わせで色気やすごみをビシビシ感じ、やれるという感覚をつかんだ。メアリは男社会に君臨するエネルギッシュな女王でありながら、その裏にもろさがある。ちょっとしたことでプライドが折れるはかなさを、長谷川さんは持ち合わせている」と長谷川の才能を絶賛した。

 さらに「日本人は情の芝居に流されがちだが、ハートと同時にクールな脳みそも要求される作品。読めば読むほどに、派手な大道具など何もいらないんじゃないかと思う。舞台上助ける物は何もなく、役者の脳みそだけで演じる。そこまでストイックに物を作っていきたい」と、キャストを“丸裸”にすることをにおわせた。

 長谷川は女の色気を爆発させた写真集「Just as a flower」(宝島社)が大ヒットし、ノリにノッている。今度は役者としての真骨頂を見せてもらいたい。

 舞台は世田谷パブリックシアターで来年1月27~2月16日に上演される。会見にはシルビア・グラブ、三浦涼介(32)、吉田栄作(50)、鷲尾真知子(70)、山崎一(62)、藤木孝(79)も出席した。

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