あきれた“商魂”慰安婦をゲーム化

2019年12月11日 11時00分

 今度は「反日嫌がらせテレビゲーム」か! 韓国のKBSニュースが先日、「慰安婦被害者の恨みが映画を超えゲームに」と報じた。韓国で慰安婦ドラマや映画は数多く作られているが、さすがにテレビゲームは前代未聞だ。ゲームで歴史を学ぶという試みでもあるという。これには“便乗商法”のにおいもプンプンするが――。

 KBSニュースではキャスターが「歴史的事実を背景にしたゲームが開発されています。当時の惨状と被害を知らせ、歴史の現場の中に入って、苦痛の中、ハルモニ(おばあさん)を救出するゲームで、若い世代に共感を広げようという趣旨です」と紹介した。

 続けてリポーターが「1945年、インドネシアの日本軍の慰安婦収容所が舞台のゲームです。収容所で無惨に蹂躙(じゅうりん)された恐ろしい歴史の代わりに、ゲームの中では、仲間を救出するための作業を実行します。プレーヤーは、ゲームの主人公『スンニ』になって、現在と過去を行き来し、キャラクターたちと会話しながら、救出の手がかりを得ます」と説明している。

 ゲーム開発会社の代表は「金福童(キム・ボクドン)さんが今年亡くなったので、“生存者の方々が一人でも生きておられる間に、お手伝いをしなくてはいけない。少しでもお役に立ちたい”と思い、決心しました。歴史的事実を知らせながら、被害に遭ったハルモニたちの人生を伝えるために、ゲームの前後にハルモニの証言を追加しました」と話している。

 元慰安婦たちにテストプレーしてもらった後、来年初めに発売されるそうだ。ニュースで見る限り、ジャンルとしてはテキスト(文章)とグラフィックで進行するアドベンチャーゲームのようだ。

 本紙既報のように元慰安婦をAI化したり、今回のようにゲーム化したり、韓国がやることは理解しがたい。韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏はこう語る。

「“慰安婦”というブランドが、完全にビジネスとして定着したということですね。韓国では、慰安婦バッジや慰安婦像をかたどったムードランプ、レゴブロックなど、さまざまな慰安婦グッズが売られています。いわば、キャラクタービジネスですが、版権というものがないぶん、誰でも作って売ることができます。買った方も『かわいそうな慰安婦ハルモニを応援しています』というふうに正義の高みに立てるわけで、その意味では実に巧みな商売だと言えます」

 ちなみにこの慰安婦ゲームには、日の丸を掲げた日本大使館の建物も登場するという。

 但馬氏は「悪意を感じずにはいられません。これからも、このゲームのような慰安婦商法は、どんどん出てくるでしょうね」と語る。

 ゲームがヒットすれば、続編が作られたり、シミュレーションゲームやロールプレーイングゲーム、アクションゲームが作られるかもしれない。

【関連記事】