お笑いライブ「太田プロライブ月笑2019クライマックスシリーズ」が9日、東京・千代田区のイイノホールで行われた。

 同ライブは事務所ライブの最高峰として毎月(1、8月を除く)開催されている「月笑」の年間チャンピオンを決める最終決戦。年間順位1位のお笑いコンビ「さすらいラビー」(宇野慎太郎=27、中田和伸=28)がファイナルで待ち構える前で、セミファイナルで年間3位のお笑いトリオ「青色1号」(上村典弘=29、榎本淳=27、仮屋想=28)と2位の「宮下草薙」(草薙航基=28、宮下兼史鷹=29)が激突した(ネタ時間3分)。

 見事、決勝に進出したのは宮下草薙だったが「(決勝でかける)ネタがないんだよ、ネタがない!」と多忙かつ同大会で何度もネタ見せしているため、ネタ不足に陥っているらしく草薙は頭をかきむしった。

 同期対決となった決勝を制したのは、さすらいラビーだった。宇野は「正直、メディア露出で言えば、宮下草薙のほうが圧倒的。おそらく、会場もファンの方が多かったと思うんですが、その中で勝てたのはネタをしっかり見てもらえたということだと思いますので、すごくうれしいです」と喜びを表した。

 今後の目標を聞かれ、中田は「ラジオのレギュラーがやりたいです!」とアピール。2人とも満面の笑みで優勝をかみ締めた。