麻薬取締法違反の罪で東京地検に起訴された女優・沢尻エリカ被告(33)が6日、所属事務所を通じて謝罪のコメントを発表した。

 沢尻被告はこの日、保釈保証金500万円を納付し、勾留先の警視庁湾岸署から保釈された。午後7時24分、同被告は黒いワンボックスカーに乗って裏口の地下駐車場から出て、報道陣の前から走り去った。

 待ち受けた報道陣に表情を見せることなく署を後にした沢尻被告は「この度、関係者の皆様、ファンの皆様をはじめ、たくさんの方々に大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」と謝罪。「今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」とクスリ断ちの決意を表明した。

 待ち受けた報道陣に表情を見せることなく署を後にしたことに「本日は、その第一歩として、検査を受けるため、医療機関へ向かわせて頂きました。書面でのお詫びとなることにつき、ご理解とご容赦を賜りますようお願い申し上げます」と説明した。