講談社が来年3月19日に東京・池袋でLIVEエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO」(ミクサライブ東京)を開業することを6日、都内で発表した。

 このプロジェクトは、旧シネマサンシャイン池袋を活用。講談社のほか、テレビ東京やキングレコード、カードゲームを中心にさまざまなエンターテインメントを手掛けるブシロード、アニメイトグループを展開するムービック、2・5次元演劇などを手掛けるネルケプランニング、日本を代表するユーチューバープロダクションのUUUMといったバラエティー豊かなパートナー企業6社と連携し、様々なジャンルのライブコンテンツを国内のみならず、世界にも発信していくものだ。

 講談社・野間省伸社長は「講談社は110年の長きにわたり、時代に合わせて表現形態を変化させながら、面白くてためになる作品と才能を世界に発信してきました。今後はこの施設を通じて音楽ライブ、トークショー、さまざまなジャンルのライブコンテンツをお届けしていく」と意気込みを語った。

 また、テレビ東京の小孫茂社長は「面白いものをライブでやるだけのために集まりました。まだ具体的な内容は決まっておりませんが、これだけ特色が違う企業が一つに揃うことは、かつてないこと。思い切ってやりましょう」とプロジェクトに期待を寄せた。

 豊島区では「国際アート・カルチャー都市構想」を推進し、映画館や劇場・漫画やアニメなどのサブカルチャー、そしてジャンルを超えた文化の併存する文化都市を目指している。そのため池袋は近年、アートの街として注目を集め、大型施設の建設が続いている。