沢尻エリカ容疑者「起訴」へ警視庁隠し玉 MDMA以外の薬物も押収

2019年12月05日 11時30分

間もなく勾留期限を迎える沢尻容疑者

 麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)の勾留期限が6日に迫るなか、捜査が大詰めを迎えている。発見された合成麻薬MDMAが少量だったことや、尿鑑定の結果が陰性だったことで不起訴の可能性を指摘する報道もみられるが、逮捕した警視庁組織犯罪対策5課が同容疑者の関係先からMDMA以外の“パーティードラッグ”も押収していたことが判明した。同容疑者と薬物の親和性が強いことが改めて証明された形だ。これまで取り調べに素直に応じていた沢尻容疑者には“異変”が生じているという――。

 沢尻容疑者をめぐってはメディアの間でも「起訴」か「不起訴」かで予測が割れている。

 自宅から押収されたカプセル2錠の中に入っていたMDMAの粉末は計0・198グラム。尿鑑定の結果は「陰性」で、カプセルは、元交際相手で先月26日に同法違反で逮捕されたデザイナーの横川直樹容疑者から「渡されたもの」と主張している。

 起訴か不起訴かは、公判維持のメドが立つか否かにかかっている。当初、沢尻容疑者はMDMAについて「私のもの」と供述し「10年以上前から大麻やコカイン、LSDなどの違法薬物を常習していた」と説明していたが、いざ裁判が始まって否認に転じれば、公判維持が危うくなる。一部メディアにはそうした状況から「不起訴」「無罪」の可能性を報じるところもある。

 だが、本紙がキャッチした情報によれば、組対5課には“隠し玉”があるという。

「実は沢尻容疑者の関係先でMDMA以外の薬物も押収されているといいます。『薬物』というからには風邪薬や頭痛薬のような常備薬ではありません。合法か非合法かは不明ですが、使用すると神経が高感度状態になるとか。セックスの時に常用する人も多いそうです」(事情を知る関係者)

 すなわちそれは、合法、非合法問わずドラッグと沢尻容疑者の親和性が高いことを意味する。これは起訴の可否を判断する際に、大きな材料となる。

 本紙はこれまでも沢尻容疑者が違法薬物を常習的に使用してきた疑いがあると報じてきた。4日発行1面では、5年ほど前に東京・六本木のクラブのVIPルームで日本アカデミー賞受賞歴もある実力派俳優や、中年ミュージシャンと“キメ顔”で写真に納まる彼女の姿を伝えた。

 別の関係者は「今回押収されたMDMAも錠剤ではなく、カプセルに入った粉末状のもの。これはドラッグ常習者の証拠で、錠剤よりも純度が高く、効き目が全然違う。押収量は『微量』でも、最低2回分の使用量に相当。ほかの薬物も押収されているのであれば、彼女の生活には常にドラッグが寄り添っている印象を受ける」と補足する。

 一方、逮捕直後の取り調べでペラペラとしゃべっていた沢尻容疑者にも異変が生じている。

「日常会話には素直に応じているが、事件に関しては黙秘することが増えているようだ。弁護士の指示によるものと思われる」(捜査関係者)

 沢尻の弁護団には“若手の無罪請負人”の異名を持つ河津博史弁護士らが名を連ねる。共同所持で逮捕された横川容疑者も事件の核心部分については黙秘しているという。

「しゃべらなければ、当局は容疑を立証できないと踏んでいるのかもしれない。入手ルートの特定を困難にし、事件が拡散するのを防ぐ狙いもあると思う」と法曹関係者。

 このところ業界では真偽不明の情報が乱れ飛んでいる。それらを総合すると、事件を他の人に広げることなく、沢尻と横川両容疑者だけで“完結”させようとする意思が感じられる。

 事情を知る芸能関係者によると「両容疑者の周辺人物は揃って『自分は関係ない』『彼女(沢尻容疑者)のせいで迷惑を被っている』という趣旨の話をしている」という。

 沢尻サイドと当局の攻防はついに最終局面に突入した。どのような審判が下るのか――。