「桜を見る会」が来年の流行語大賞?やくみつる氏が示唆する“越冬ザクラ”

2019年12月03日 17時00分

総評したやく氏

 2日に発表された「2019ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)で「ONE TEAM」が大賞に選ばれたが、昨今のニュースを席巻しているのは「桜を見る会」。選考委員で漫画家のやくみつる氏は来年のノミネートを示唆。疑惑追及も長引きかねない。

 同賞では過去に「アベ政治を許さない」(15年)、「保育園落ちた日本死ね」(16年)、「忖度」「魔の2回生」(17年)、安倍晋三首相ら政府側のごまかすような答弁を揶揄する「ご飯論法」(18年)などが大賞やトップテン入りしていただけに「桜を見る会」関連がないのはおかしいと思った人もいたかもしれない。

 やく氏は「(11月上旬の選考時期に間に合っていれば)『桜を見る会』や『シュレッダー』のノミネートはあり得ました。単純に日程の問題です」と言い「桜は漢字ではなくカタカナの『サクラを見る会』で推していたでしょう。安倍首相が呼んだ支援者が集まっていることが『サクラ』と表現されており、シニカルな感じがする」と話した。

 その年の後半に生まれた言葉をフォローしきれないのは同賞の悩みどころだが、桜を見る会の疑惑は今年だけで終わらない可能性がある。

 疑惑を受けて安倍首相は来年の同会を中止すると発表したが、来年春になれば「そういえば今年は桜を見る会やらないよね」と話題が再燃することは間違いない。また、「モリカケ問題」のように常にくすぶる火種となっていることも考えられる。

 やく氏は「なかなか1年を超えた言葉は残りにくいけど、来年の桜の時期にひとしきり話題になれば、来年のノミネートの可能性はありでしょう」と「桜を見る会」が“越冬”するかもしれないと話した。