師匠が明かす 神田松之丞の入門時の“大物”エピソード

2019年12月02日 16時13分

左から春風亭柳橋、神田松鯉、神田松之丞、春風亭昇太

 来年2月に真打に昇進し、六代目神田伯山を襲名する人気講談師・神田松之丞(36)が2日、東京・台東区の浅草ビューホテルで記者会見を行った。

 会見には落語芸術協会の春風亭昇太会長(59)、春風亭柳橋副会長(63)、松之丞の師匠である神田松鯉(77)も同席した。松之丞は「何よりウチの師匠に感謝を申し上げたい。私のネタの9割以上は師匠から受け継いだもの。神田松鯉がいなければ私はここにいない」と語った。

 2020年に襲名するということについては「オリンピックイヤーでもあるし、(市川)団十郎襲名もある。正直、あまりの圧倒的な力に勝てなさそうなので2月という、まだ寒いんですけど、スタートダッシュを切れるのはめでたいと思っています」と語った。

 松鯉は、松之丞が入門した時のエピソードを披露。「喫茶店で会ったが、最初にこの人、一番正面のところにドーンと座った。私は入り口の席のところに座らざるを得なかった。この子は多分弟子になるから、ちゃんと教育した方がいいと思って、『そこは一番高い席だから、私が座る席。今日来たばかりで初対面で、端っこにこぢんまりと座るのがいいんだよ』と言った覚えがある」。これには昇太が「昔はバカだったということですか?」とツッコミを入れた。

 さらに昇太は「松之丞くんが寄席の世界に入ってきた時、『この人は売れないな』と思った。こんなにパッしてない顔の人がテレビに出てると、おかしくてしようがない」と言いたい放題だった。