N国・立花党首 新庄氏出馬なら党名変更も

2019年12月02日 17時00分

党名変更&代表辞任を検討している立花氏。党の命運は新庄氏にかかっている

 新庄カラーに改名も!! NHKから国民を守る党の立花孝志党首は、元プロ野球選手で、現役復帰宣言した新庄剛志氏が衆院選で出馬に踏み切る場合は党名を「楽(たの)しんじょう党」に変更するプランを披露。破格待遇で新庄氏との出馬交渉に臨む。

「パスポートは3日にできる。早ければ今週、土日に(インドネシアの)バリ(島)に行きたい。いろいろ選挙の仕組みや具体的な話をしたい」と話すのは、バリ島在住の新庄氏にラブコールを送っているN国党の立花氏だ。

 現役復帰宣言した新庄氏に対し、N国党が出馬オファーを送ったところ、新庄氏はすぐさま反応。「僕にオファーを出すという発想が素晴らしい」と断ることはなく、「返事は俺の勘ピューターが働くまで少々お待ちを」「立花さんも笑顔で楽しんじょう」とインスタグラムで返答していた。

 立花氏の“勘ピューター”は、出馬可能性を8割以上とはじき出している。プロ野球に復帰した場合に国会議員との掛け持ちが可能なことや、選挙の際には党の顔になってもらいたいプランなど、話は山ほどある。

 立花氏は1日告示された東京・小金井市長選(8日投開票)に立候補中。新庄氏側との日程次第では、選挙中にバリ島に渡り、投開票日に候補者が不在となる事態にもなる。それでも熱が入るのは、新庄氏の出馬可否に今後のN国党の命運がかかっているともいえるからだ。

 N国党は参院選の比例代表で当選者を出して国政政党になった後、炎上商法でネットを中心に一定数の強固な支持層を得たが、立花氏の脅迫容疑での書類送検やさまざまな言動が物議を醸し、一部で危険な集団とのレッテルを貼られていた。そこで浮上しているのがN国党の党名を変更、そして立花氏の党代表辞任だ。

 立花氏はこう話す。「僕は相当悪者になっていて、イメージが悪いのも自覚している。N国党の名前だと、取引先が嫌がるケースもあって、それが障害でウチの党に来たくても来られない自民党の議員もいる。だから(参院で会派を組む)渡辺喜美さんに党代表になってもらって、僕は一線を退いて、選対本部長をしながら、党の金庫番になろうかなと。党名も国政は喜美さんの『みんなの党』にしてもらっていい。NHKスクランブル化の公約は守りつつ、『みんな』の党名なら逆風も少なくなる」

 党名変更と党代表辞任は衆院選の時期を想定し、まだ流動的だ。新庄氏が出馬となればプランを大きく変更する可能性もある。

「新庄さんの『楽しんじょう』という発想は、本当に共感する。あれだけ明るく楽しく生きようという考えは今の日本に欠けているもの。党名は『楽しんじょう党』っていうのもありでしょ」と立花氏は新庄氏のカラーを前面に出す仰天党名も練っている。

 アイデアマンの新庄氏だけに「もっと面白いのがあるよ」ととんでもない変化球で返ってくるかもしれないが、とにかく出馬を決意してもらわなければ話は始まらない。

「新庄さん、ホリエモン(堀江貴文氏)、青汁王子(三崎優太氏)の3人が衆院選に出てくれれば、比例ブロックで10議席ぐらい、取れるかもしれない。逆に誰も出なければ0議席の可能性もある」。立花氏は背水の陣で新庄氏を口説き落としにいく。