「ファンファン」の愛称で親しまれたタレントの故岡田真澄さん(享年70)の“婿養子問題”が、いまだに尾を引いている。

 真澄さんは1995年に一般女性と3度目の結婚。婿養子となったため相手方の鑓田(やりた)に改姓した。2人の間に生まれた長女・岡田朋峰さん(21)は昨年、「ミス・インターナショナル日本代表」に選出され、“ファンファン2世”の戴冠が話題になった。

 ただ、本名は「鑓田朋峰」のはず。真澄さんの2番目の妻で当時女優だった女性との間に長男として生まれたラジオDJ岡田眞善(しんぜん)が「鑓田姓で挑むべきだったのでは?」などと疑問を投げかけた。今月19日発売の「週刊女性」でも、眞善は同様の主張を繰り返している。

 しかも眞善によれば自身の弟、つまり真澄さんの三男は2004年に自殺したが、その一因が真澄さんだったというから穏やかではない。

 舞台の制作会社スタッフだった三男は、真澄さんを舞台に起用したものの、真澄さんが本番直前にドタキャン。公演実施をめぐる損害賠償問題に発展し責任を感じて首をつったというのだ。

 一方、朋峰さんは「岡田」姓で活動を継続。26日に都内で行われた「2020ミス・インターナショナル日本代表選出大会」にも前年グランプリとして登場し、プレゼンターを粛々と務めた。

「眞善さんの主張が事実であれば、朋峰さんは本名の『鑓田』を名乗るのがベターかもしれない。今後も表舞台で活動する限り、釈明したほうがよさそう。事実、複数の週刊誌が彼女を追いかけている」(ワイドショー関係者)

 真澄さんが06年に死去してから13年が経過。“異母兄妹”の問題は果たして解決するのか? なお今年の日本代表には、栃木県出身の広告代理店勤務・寺内千穂さん(26)が選ばれた。