なんとも“律義なご意見番”が誕生か? 和田アキ子に代表されるように、イベントで世相をバッサバッサと斬る“ご意見番”は芸能界の花だが、最近は新しい人材が現れない。新星を求める声が高まる中、お笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二(43)が急浮上している。

 最近の芸能イベントでは、出演者本人と関係がない話題に触れることは珍しくなった。それと同時に“ご意見番”的立ち位置のタレントの影もめっきり薄くなったが、その系譜を継ぐ人材として小峠の名前が挙がっているからビックリだ。

 21日、民放公式テレビポータル「TVer」のアニメWebCM「感無料」のCMソング収録に臨んだ時も、その素質をいかんなく発揮した。

 まずはこの日、明石家さんま主催の激励会に登場した宮迫博之について「(激励会を)やるというのをネットで見ました。また一緒にお仕事やらせていただきたい」。タピオカ店恫喝メール騒動で活動自粛を発表した木下優樹菜には「騒動が大きくなっちゃったんで、1回お仕事休むというのはいいんじゃないですかね。夫の藤本敏史さん? 会いましたよ。元気でしたよ。直接は話してない」と明かした。

 さらに麻薬取締法違反容疑で逮捕された沢尻エリカ容疑者のことを聞かれると「接点がないですからね」と困惑しつつ「だいぶ活躍されている方なんで、こっからが大変なんだろうなと思います」と律義に答えた。

 先月、一部週刊誌で吉岡里帆似の美女との自宅デートが報じられたが「ないです、ないです。お友達です」と否定した。

 この日の衣装はよりによってセーラー服で、滑稽なシチュエーションにもかかわらず、一度も会ったことがない沢尻容疑者のことまで丁寧にコメントした。

「小峠は聞いたら何でも答えてくれる。しかも何を言ってもまったく偉そうな感じがせず、視聴者ウケもいい。これからご意見番としてイベントにドンドン呼ばれそう」(ワイドショー関係者)。新境地を開拓しそうだ。