“沢尻エリカ一発アウト”発言の杉村太蔵を直撃「罪を犯した者には厳しく!ただし…」

2019年11月20日 17時00分

辛口発言が話題の杉村

 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵(40)が、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕された女優・沢尻エリカ容疑者(33)について「芸能界を一発アウトにしなければいけない」とテレビ番組で発言して、賛否両論が渦巻いている。なかには大バッシングもあり、「なぜこんな人騒がせなことを言いだしたのか?」の声も。発言の“真意”を聞くべく杉村を緊急直撃してみると――。

「一発アウト」発言は17日の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で飛び出した。最も厳しい意見を唱えた理由について、杉村は「議員時代には厚生労働委員会の委員を務め、薬物汚染が進む日本社会の現状を目の当たりにしてきた。じわじわと薬物汚染は進んでいるんですよ。押収量は増えているし、それも氷山の一角」と語り「薬物根絶に対し、大人がちゃんと責任を取らなければいけない」との思いがまず先にあるという。

 芸能界は「薬物犯罪に甘い」というイメージがある。最近で言えば覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された田代まさし容疑者が、NHK Eテレ「バリバラ」に「マーシー先生」として出演していたのが代表的な例だ。

「子供たちに『芸能界は薬物で捕まってもすぐに復帰できるんだ』という誤ったメッセージを送りかねない。例えば、学校の先生が薬物で捕まって、もう一度教壇に立ってほしいと思いますか? それが警察官なら? なぜ、芸能界だけはすぐに復帰できるんですか?」と疑問を投げかける。

「だから過激に聞こえるかもしれませんが『一発アウト』なんです。法治国家である以上、罪を犯した者にはまずは厳しく臨まなくてはいけない。薬物の出どころはほとんどが反社会的勢力によるもの。より良い社会を目指して薬物根絶を進めていかなければいけない」

 この過激発言の一方で罪を償った人間への寛容さは大事だとも話す。

 その中で「私はテレビで復帰論について議論する難しさを感じています。これは時間軸の問題。罰することと、寛容さを示すことの“順序”がごっちゃになっている」とワイドショーなどでの討論の問題点を指摘した。

 ここで杉村は「10年前に覚醒剤で初犯で逮捕され、執行猶予の期間も終わり、罪を償ったタレントが芸能界復帰を望むとしましょう」と例を挙げた。

「これは私見ですが、十分に罪を償ったタレントが芸能界復帰を望むならば毎月、薬物検査の結果をホームページに記載するとか、常に『薬物との関係を断っている』ことを証明し続けるならば、復帰を許すとか、ですかね。そのようにちゃんと順序立てて物事を進めていかなくてはいけない。いまの日本の芸能界では建設的な議論ができていない」

 薬物犯罪は、再犯率が極めて高いことは広く知られている。世の中への影響力が強い芸能人の復帰については、厳重かつ慎重でなければならないという杉村の持論は、自身も芸能活動をしているだけに説得力がある。