モデルで女優の馬場ふみか(24)の快進撃が止まらない。2019年はテレビドラマ4作品、映画1本、ネットドラマ2本、舞台1作をこなす活躍ぶり。その忙しさで、先月には「週刊プレイボーイ」で1年ぶりのグラビアを披露してファンを歓喜させた。

 テレビ関係者は「グラビアで世に出ても、女優にシフトしていくのは至難の業。女優志望のグラドルはこの壁に悩まされるんですが、馬場は順調と言えるでしょう。男性誌だけでなく女性誌の仕事もこなしてきたので、男女から支持されているというのが大きいと思います」と指摘する。

 13日には自身初の紀行本となる「ばばたび」を発売。同作には、プライベート感のある写真や、馬場が見たオーストラリアのケアンズやメルボルンの美しい風景が収められているが、セクシーなランジェリーカットもあって、男女問わず手に取りやすい。

 17日に都内で行われた出版記念イベントでは「きれいでありつつ、自分らしさを出せるようにした。キラキラした姿を見せたいなと思って」とアピール。コアラを抱くことも旅の目的だったそうで「赤ちゃんみたいだった。思ったより毛が柔らかくて、重みもあって」と良い経験もできたようだ。もっとも、本の出来栄えを問われると「これからもっといいものを作れたらいいなという思いを込めて80点です」と満点は出さなかった。

 だが、前出のテレビ関係者はこう言う。

「これが馬場のバランス感覚なんだと思います。100点満点だと『ホントに?』とツッコミが入りそうだし、低すぎても『じゃあ、なんで出すんだ』と言われかねない(笑い)。ある程度自信を持っていて、かつあざとさが出ない絶妙な数字なのでは?」

 偏らないバランス感覚が、仕事にも生かされているのかもしれない。