俳優の大和田伸也(72)、六平直政(65)らが18日、都内で行われた「聴くドラマ聖書」アプリの発表会見に登場した。

 同アプリは聖書を電子書籍化したもので、大和田ら16人の俳優陣が登場人物の声を担当するドラマ仕立てとなっている。

 大和田は神の役、六平はヤコブという旧約聖書の創世記に登場するヘブライ人の族長の役を務めた。

 大和田は、セリフの量が膨大になり、声を全てとり終えるのに1年弱もかかったと明かした。

「神をどう表現するのか、いろんなことを考えた。(自分の役が)神だということを忘れずに1年間保つのは大変だった」と振り返ると、六平は「伸也さんの声、神様にぴったりですよね。世界中で一番ピッタリだと思います。素晴らしいですよ」と絶賛した。

“こわもて”六平は自身が演じるヤコブが大泣きするシーンで、実際に泣いたという。

「本当に涙出した。ギャラ、倍とれるかなと思ったけど、そういうわけにはいかなかった」とジョークを飛ばし会場を笑わせた。