稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)が16日、都内で行われた「ParaFes(パラフェス) 2019~UNLOCK YOURSELF~」に登場した。

 パラフェスはパラアスリートとアーティストが出演するライブエンターテインメント。今回で4回目となる。DJパフォーマンス、健常者、障害者パフォーマーのステージでスタートすると、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターで国際パラリンピック委員会(IPC)特別親善大使を務める稲垣、草なぎ、香取の3人が登場した。

 香取が「みなさん、パラフェス2019へようこそ!」とあいさつすると、稲垣は「今年のテーマは応援です!」と説明。草なぎは「選手の皆さんに大きなエールを送りましょう!」と会場を盛り上げた。

 その後、アーチェリー、5人制サッカー、パワーリフティングのパフォーマンスやアーティストによるライブも行われた。2016年リオパラリンピック閉会式で注目を浴びた両腕のないピアニストのジョナタ・バストスをはじめ、中学1年生でニューヨークのアポロシアターで演奏した全盲シンガー・わたなべちひろ、全盲ドラマー・酒井響希、義足ダンサー・大前光市がパフォーマンスを披露した。

 また、5人組ガールズボーカルグループ「Little Glee Monster」は素晴らしい歌声で観客を魅了。さらに「ウルフルズ」が登場し「バンザイ~好きでよかった~」「笑えれば」「ガッツだぜ!」など全5曲を披露。ボーカルのトータス松本は「いよいよですね。パラリンピック、パラスポーツ、僕らも盛り上げます!」と誓った。

“トリ”を飾ったのは「新しい地図」の3人。パラスポ応援曲にもなった「雨あがりのステップ」を披露した。

 最後は「最高でした! 日本中、世界中にパラスポーツが広がるように僕たちも引き続き応援していきます」(稲垣)、「来年に向けて、ともに頑張りたい気持ちになりました」(草なぎ)、「声援の力が必要だと感じました。これからもパラスポーツに皆さまの声援お願いします!」(香取)と呼びかけた。