黒柳徹子「暑いのは平気」気温63度に耐えた“女優魂”

2019年11月14日 22時27分

汗かかない分、目は終始潤みっぱなしの黒柳

 黒柳徹子(86)が都内で14日、ユニセフ(国連児童基金)の親善大使就任35周年を記念したレセプションに出席した。

 1984年の就任以来、紛争や災害、貧困に直面した子供たちを現地視察したのはのべ39か国。黒柳はメモに書き出した全ての国名を読み上げた。「自慢したくて読んでいるわけじゃなくて、こういう国々にそういう子供たちがいるということを知っていただきたい」という思いからだ。

 96年に訪れた旧ユーゴスラビアでは危うくさらわれかけ、「黒柳がスパイ容疑で逮捕」と報じた日本の新聞もあった。当時、自宅に来た記者からそれを伝えられた黒柳の母親は、こう笑い飛ばしたという。「あ~そうですか。よかったわ。あの徹子はね、小さいときからスパイになりたいって言ってましたからね」

 視察で「この35年、一度もおなかを壊したことがない」というのも驚きだ。もっとスゴイのは85年に訪ねた西アフリカ・ニジェール。砂漠の気温はなんと63度で、牛の死骸が転がっていたくらいだが…。

「ありがたいことに、ユニセフの親善大使に向いてると思うのは、63度のところで『ちょっと暑いと思わない?』って言うぐらい、暑いのが平気だっていうのは、ちょっと良かったなと思います」

 聞けば「『女優は顔に汗かいちゃいけない』ってね、昔から言われてましてね。アタシ、汗あんまりかかない」そうだ。確かに、この日は黒柳目がけて顔のシワを飛ばす“女優ライト”がバンバン当てられていたが、間近で顔を確認したが汗は全然出ていなかった。

 先月末までの35年で集まった募金は、実に60億7170万4483円。「私いつも考えるんですけど、よく芸能人である私を信頼してですね、こんなお金を皆さんが送ってくださるっていうのが、ホントにありがたいと思います」と、目は潤みっぱなしだ。

「皆さんだって大変なお暮しだろうにと思うと申し訳ない気がいたしますが、それを向こうで使うと、日本では信じられないくらいの大変な価値のあるお金になりますので、これからもよろしく申し上げます」と説明。「まだあとどれくらいできるか分かりませんが、まぁ100ぐらいまでは…」と宣言した。

 ユニセフ親善大使を務めるセレブリティーは世界中にいるが、在任期間は黒柳が最長。そんな“スーパー徹子”は、最後にこう訴えた。

「私がお引き受けしたとき、年間1400万人死んでいた子供が今、530万人にまで減りました。でもまだそれだけの子供が1年間に死んでるわけなんで、そういう子供たちが1人も死なずに元気で、みんな学校にも通えて、日本の子供たちも精神的につらい思いをしないで暮らせるようにと、そういうことを願ってます」