「即位礼正殿の儀」で着ていた“マナー違反ミニ丈ドレス”がネット上で猛批判された安倍晋三首相夫人の昭恵氏が、懲りずに膝丈ドレスでまた登場し、波紋が起きている。

 横浜市で6日に開催された女性リーダーによる環境保全団体「リーディング・ウーマン・フォー・ザ・オーシャン」創立フォーラムに発起人として登壇した昭恵氏。同団体は海洋汚染の原因となるプラスチックの使用の減少・廃止に向けた活動をしている。主役の昭恵氏は緑色のドレスで登場。今回も膝小僧が見える丈で、57歳のお年を考えると、ほとんどミニスカートといえそう。イスに座ると両手で裾を伸ばして膝を隠そうとするしぐさを見せた。

 高校生・大学院生の英語スピーチを受け、昭恵氏は「大人はしがらみや固定概念で一歩踏み出すのに躊躇(ちゅうちょ)があるけど、若い人たちは、みずみずしい感性で踏み出していく。間違った方向に行くことがあるかもしれないけど、どんな方向でも『とにかくやってみて』と大人はサポートしていけたら」と語った。

 5日までASEAN関連首脳会議でタイにいた昭恵夫人は「日韓関係はあまり良くないが、韓国の奥様(文在寅大統領夫人)とは『海はつながっていて、韓国と日本は近いので協力していきましょうね』という話をした」と日韓関係にも言及。

 終了時間が過ぎても「ちょっと待って」と制するほどご機嫌で「今日お集まりの方は意識の高い方だと思う。一歩外れた方たちをどうやって巻き込むのかが大事。わからないけど、魚の格好をして踊るとか、会(フォーラム)の歌を作って世界中で歌うとか」などアッキー節を披露していた。

 ファーストレディーとしてVIP待遇されてノリノリだったが、また悪目立ちしなければいいが…。