タレントのさかなクン(44=東京海洋大名誉博士)が28日、東京・豊島区のサンシャイン水族館で行われたVRギャラリー「さかなクンと秘密のラボinサンシャイン水族館」(11月1日~来年1月13日)のプレス発表会に出席した。

 さかなクンの描いたイラストを基に、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」などを手掛けた映像製作会社「ROBOT」がVR映像を製作。海の中の世界を楽しく学ぶことができる(7歳以上)。

 画家・イラストレーターとしても活躍するさかなクンは「私は海にもぐるのが大好きだが、本当にダイビングの感覚が味わえる。ギョ(5)か月でこんな素晴らしい作品を作ってもらえた。ビックリ。お魚との思い出が詰まった絵をワクワクの世界にしていただいて、至福の喜び」と語った。

 サンシャイン水族館は小学校のころから家族でよく出掛け、動物専門学校に通っていたころには実習させてもらった思い出深い施設。「1回だけじゃなく2、3、4、ギョ(5)回とぜひ足を運んで。毎回、新しい発見ができるはず」と呼びかけた。

 自身は「ギョ(小)島よしおさん(38)と仲良しなので、ご一緒する約束をしている」とか。本紙が、学生時代に同級生だったお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の鈴木拓(43)は誘わないのかと問うと「そうだった。拓君も誘わないといけない。ギョ島さんと拓君も仲がいいので、皆で来たい。声をかけてもらってよかった。拓君は気性が荒いので、後で殴られるところだった」とジョークで笑わせた。

 鈴木はテストの際、さかなクンに「答えを教えろよ」とカンニングを強要していたというが、その答えがことごとく間違っていたというオチもついている。さかなクンは「VRに出てくる魚で言うと、拓君はタカアシガニかな。細い目がカニさんに似ている。手を動かすしぐさが、拓君がオーイと手を振っているように見える」とコメント。

「ギョ島さんは筋肉がすごいので、タコちゃんに似ているかな。タコちゃんは骨はないけどムキムキなので。墨を吐くような芸風も似ているかな」と友人を魚に例えてアピールした。