ダンス&ボーカルグループ「AAA」の宇野実彩子(33)が26日、東京・調布市の白百合女子大学の学園祭「白百合祭」に出演し、トークショーを行った。

 同大文学部英語英文学科に在籍していたが、AAAの活動に専念するため中退。今回、学園祭の実行委員会からの熱い要望があり、母校に凱旋した。「ごきげんよう」と白百合流にお嬢さまらしくあいさつしながら登場すると、会場に詰め掛けたおよそ700人から悲鳴に近い黄色い歓声が上がった。

 肩と背中を大胆に露出した黒のセクシーないでたちで現れ「学園祭は華やかなお祭り。学校の一大イベントなので、私も気合を入れてドレッシーに決めてみました。14年ぶりですが、変わらない上品な時間が流れている。活気があるんですけど、その中に女性らしさ、りんとした空気もあって…。小中高大学と白百合だったので、学生時代の思い出が色濃く残っていて、今もすごく影響している。白百合時代が今の私をつくった」と振り返った。

 トークショー後半の質問コーナーで、在校生から出会いがないことを相談されると「私もずっと女子校だったので、出会いについては全くないと思っていたんですが、学園祭はかなり出会いの場じゃないですか? 私は果敢に男子校の学園祭に行かせていただきました(笑い)。待っていてはダメ。これは若いころから、このスタンスでよかった。今を逃したら会えないから、絶対に声をかけた方がいい。若いころの私はそうでしたよ」と、恋愛に関しては意外にも肉食系であることを明かした。

 2018年2月に「どうして恋してこんな」でソロデビューを果たすと、今年は1stソロアルバム「Honey Stories」を発売し、ソロライブツアーも好評のうちに終了。AAAでは11月から全国ドームツアー(4都市・9公演)を控える中、学生たちと交流して「ここが母校でよかった。学生の生の声を聞けてパワーをもらった。AAAもちょうど15周年イヤーに入るので、学生に負けないぐらいフレッシュさも忘れずに音楽に向き合いたい」と感謝した。