お笑いコンビ「130R」のほんこん(56)、「アインシュタイン」(稲田直樹=34、河井ゆずる=38)らが23日、都内で行われた「よしもと男前ブサイクランキング2019」記者会見に登場した。

 伝説の企画が4年ぶりに復活した。2000年からスタートした同企画は、15年をもって休止されたが、今回満を持して再開。吉本興業の公式アプリ「ラフピー」から投票するシステム(11月30日まで)と投票方式も進化している。

 よしもと伝説のブサイク芸人といえば、ほんこんだ。今一番勢いのある若手ブサイク芸人のアインシュタイン稲田を見つけると「俺、あいつ好きやねん」とシンパシーを感じているよう。

 その稲田も「ほんこんさんと戦えることが光栄です。お会いするたびに『おう、兄弟!』って」と話し、会場を爆笑させた。

 ほんこんは当企画のスタートから、ブサイクランキング1位を3年連続で獲得するという無敵ぶりで、殿堂入り。ブサイクをいじられるのも「仕事やからな。お金ももらえるし」と自信に変えているが、この日、唯一「情けない一面」を見せた瞬間があった。

 ほんこんが「だいたいずっとブサイクをいじってくる人間なんておらんよ」と言った後に「ずっといじってくるのは浜田さんだけ」とダウンタウン浜田雅功(56)の名前を出したのだ。するとすぐに「ここだけは書かんといてくれ!」と懇願。「(名前を出したのが分かると)すぐに電話してくんねん」とおびえるのだった。

「ほんこんさんと浜田さんは、同級生ながら(お笑いの世界では)浜田さんのほうが先輩という間柄。それだけに“かわいがり”も厳しく、浜田さんに『手灰皿!』と言われて、ほんこんさんは手で浜田さんの吸うたばこの灰を受けたこともあるそうです」とはテレビ局関係者。

 ブサイクいじりを笑いで受け流せるタフな男も、浜田のいじりだけは笑えないようだ。