女優・土屋太鳳(24)の姉で「2019ミス・ジャパン」の土屋炎伽さん(27=T155・B80・W60・H86)が21日、東京・港区の日本赤十字社を訪問し、9月11日に都内で開催された2019ミス・ジャパン日本大会で集めた募金を大塚義治社長(72=元厚労省事務次官)に手渡した。

 炎伽さんは「ボランティア活動がしたくてこの大会に挑戦した経緯があるので、誰かの何かのお役に立てるのはうれしい。祖父が医師として赤十字病院の院長として働いていたので、ご縁を感じる」とコメント。

 続けて「大塚社長から先日の災害について教えていただき、私も何かやりたいという思いがふつふつと湧いてきた。ファイナリストの間でも、被災地にボランティアに行ったメンバーがいて、テキストにして皆で共有している。個人的には募金や物資支援など、いろんなところに出向いて、人を応援する人生を歩みたい」と語った。

 明大在学中は体育会応援団部に所属し、卒業後は富士通に入社してチアリーディング部に籍を置いている。

「先日、試合があったもので、声が枯れててごめんなさい」と報道陣に謝りつつ「仕事とチアの両立を心がけている。今日も昼過ぎまで会社で働いて、ここに来た。この後も急いで練習に向かう。毎日が充実している。(ミス・ジャパンに輝いた後)応援に行った試合会場で『テレビで見たよ』と声をかけられるようになった。うれしい」と笑みを浮かべた。

 戴冠後はお祝いとして、家族で一緒にご飯を食べた。先週も母の誕生日だったので、集まってお祝いしたといい、太鳳とは特に仲が良い。「それぞれの仕事はあるが、彼女自身も誰かのためになりたいと思っているので、機会があれば一緒に困っている方の力になりたい。大学のころから募金活動に励むなど、ボランティアに関心があった。今後もやりたい」と話した。

 妹の太鳳、弟の神葉(23)のことをうらやましく思い、芸能活動に心が傾いたこともあったが、落ち着きを取り戻すと自分には自分の道があると感じるようになった。

「ミスジャパンになったからこそできることがあるはず。まずは1年間、頂いた目の前のお仕事を何でも一生懸命やってみようと思っている。コンテストにはボランティアに興味があって応募したが、芸能活動に限らず、活動の幅を広げていきたい。いずれ自分から発信できたらいいな。今ここに立っていることは、想像もしていなかった」

 当面は社員、チアと並行し、ボランティアを含めたミスジャパンの活動を行い、オファーがあれば芸能活動もこなす。さらには「ステキなパートナーがいればと思う。ご縁があれば出会いたい。恋愛は禁止ではない」と、恋活にも前向きだった。