大都会の真ん中にUFOを召喚し、撮影を試みる「道頓堀UFO撮影会」が20日、大阪市の道頓堀で行われた。6月の撮影会では、直後に行われた20か国・地域首脳会談(G20)を見物に来たのか、多数のUFOが撮影されたが、この日はラグビー日本代表が南アフリカとの大一番に臨む直前。日本の応援にUFOが現れるかと期待が集まる中、現れたのは――。

 同イベントは、UFO協会会長で、宇宙科学研究家のミスターキャロ氏が主催し、本紙でもおなじみのUFOコンタクティー武良信行(宇宙ネーム=武良ラムゥ)氏も参加した。

 UFOに事前に撮影許可を取ることによって、抜群の召喚実績を誇る武良氏は、前日の雨も上がり、UFO撮影に最適とされる薄曇りのコンディションに「撮影には良い天気となりました。ピークは午後になるかと思いますが、耳鳴りもしてますし、もう飛んで来てますね」と自身の耳の後ろのあたりをなでた。

 早速、武良氏と参加者が「ゆんゆんゆん、ふぁんふぁんふぁん」とおなじみのフレーズでUFOとの交信を開始すると「これ、撮れとるんちゃう?」との声がチラホラ。その声に道行く外国人観光客も、空を見上げて撮影を試みていた。

 現在、ラグビーW杯日本大会が開催中。この日、準々決勝で日本代表がベスト4進出をかけ、南アフリカ代表との大一番を迎えた。UFOは多くの人々が集まるイベント会場でたびたび目撃情報が寄せられており、6月のG20直前に行われた撮影会の際にも多くのUFOが撮影されたのは本紙既報通りだ。

 宇宙人がラグビーW杯に興味を示してもおかしくないところで、武良氏は「私が普段、撮影を行っている六甲山には、ラグビーボールの形をしたUFOも飛来している。おうし座のアルデバラン、プレアデス星団の方からやって来ていて、母船ではなく偵察機だと思われます。今日も事前にコンタクトを取って声掛けしているので、姿を現してくれてもおかしくはないですね」。

 キャロ氏も「G20時もそうでしたが、宇宙人はお祭りごとが大好き。ラグビーW杯には世界中から多くの人が集まるので、武良さんの言うようにラグビーボール型のものや、優勝トロフィー(ウェブ・エリス・カップ)にはパイナップルがのっていますから、パイナップル型のUFOが飛んでくるかも」と語った。

 武良氏は予告した午後になると、UFOとのさらなるコンタクトを試み「ベントラーベントラー」と唱え始めた。すると、数人が未確認飛行物体の撮影に成功。本紙も黒い縦型の物体の撮影に成功し、武良氏は「鳥の形にしてはおかしいですし『ディスク・スキャナー』と呼ばれる小型UFOだと思われます」と分析した。

 さらに、イベント終了後に検証を行った男性の動画には、北から南の方角へ、ゆっくりとしたスピードで一直線に動く白い物体がくっきりと映っていたという。

 男性は「空を見ながら撮影していたんですが、肉眼では分からなかった。スローで再生したら、回転しながら飛んでいるように見える。縦長になったり、横長になったり、変形して飛んでます。これぞまさにどこに飛んでいくか分からない“ラグビーボール”ですよ。飛行機に詳しい知り合いにも見てもらいましたが『説明できない』と言っていました」

 キャロ氏は「回転しながら飛ぶUFOはいます。飛行機と似ているんですが、ゆっくりなのが特徴的。大きさは大きいものと小さいものの両方があって、今回は小さいものですね。道頓堀では時折、目撃されています。やっぱりラグビーに関係するUFOが来てくれてたんですね。道頓堀がUFOの聖地になりつつありますね」と喜んだ。

 これで日本代表が南アフリカを撃破していれば“勝利のUFO”になるはずだったが、初のベスト8の健闘をたたえたに違いない。