元ラガーマンの「TRF」DJ KOO(58)が20日、東京・有楽町の「ファンゾーン」で、ラグビーW杯の日本―南アフリカ戦をファンと一緒に観戦した。

 この日は静岡でライブがあったが、在来線と新幹線を乗り継ぎ、先週に続いてラグビーファンが集まるファンゾーンに登場。南アフリカが得点するたびに肩を落としたが、それでも何度も奮い立ち、声をからして「ニッポン」コールを送った。

 結果は残念ながら敗戦。終了後に取材に応じたKOOは「感無量というか、残念で悔しかったけど、ここまで連れてきてくれた日本代表は本当に素晴らしいと思います。いやー、残念だ。(南アフリカは)強かったです。目が潤んじゃって、潤んじゃって。悔し涙ですけど、日本、頑張ったといううれし涙です」。

 ここまで5試合戦った。KOOが個人的に選ぶMVPは「リーチ選手。どんな時でもリーチ選手が引っ張ってくれたんだなと。ここぞという時はリーチでしたよね」。また、激闘を繰り広げた日本代表を「日本のラグビーがこんなになった(盛り上がった)ことはなかったじゃないですか。まだまだ日本頑張れると、試合を通して伝えてくれたと思います。誇りですよね」とたたえるKOOから、驚きの発言が飛び出した。

「僕も現役ラガーマンに復帰しようかな。中学生相手くらいだったらできるかな。ちょっとやりたくなった。今回の日本代表は還暦近い僕らにも、よし、やろうと夢を見させてくれました」とまさかの“復帰”宣言。KOOがフィールドに戻ってくる日も近いかも!?